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演奏法

クロマチックカリンバには、特別決まった弾き方がありません。そこで、今までの経験から、演奏がしやすくて体に負担の少ない奏法をご紹介したいと思います。


姿勢

一番楽でおすすめなのは、椅子に腰掛けて、楽器の奥側を台で支え、手前側を膝で支える姿勢です。楽器の手前側が高くなっている方が手首の角度が自然で楽器との距離も調整しやすいです。写真では台としてドラムセット用の椅子を使っております。高さが調整出来るのと、滑りにくい、ぐらつかないという点で優れています。同じ高さの椅子を台としてもほぼ丁度いいでしょう。自分の好みに合わせて高さを調節します。

作者はこのような姿勢でも演奏します。楽器を丸ごと膝の上に乗せて、楽器をたてる弾き方です。しかしこの方法はある程度座高がある方じゃないと難しいです。また、楽器が5キロ前後と重いので、長時間は辛いかもしれません。

また、丁度いい高さのテーブルがある場合は立って演奏する事も可能です。傾斜を作るために手前には木のブロックを挟んでいます。また、食器棚用の滑り止めシートがとても役に立ちます。

作者は床にあぐらをかいて楽器を膝に乗せて演奏する事もよくあります。しかしこれはあまりおすすめ出来ません。弾きはじめの頃このように弾いていて慣れてしまいました。


手首の向き

以上の様に様々な弾く姿勢があるのですが、骨格や指先の形は人それぞれ違うので、楽器をどれくらい自分に近づけたら良いか、楽器の角度はどうか、好みの弾き方を探ります。その時のヒントの一つとして、手首が楽かどうかというのがあります。これは手の筋肉を傷めないためにも重要です。

手首をあまり反り返した状態で長く弾くと手の甲の筋肉がこわばって腱鞘炎になったりするので、出来るだけ手首に力が入らないような自然な角度で弾いて下さい。

良い例悪い例

指の動き

キーの上に指をそっと乗せ、キーをなぞる様に体の方へ引き寄せる動きをします。指は自然に離れ、キーは指の圧力から解放されて振動を始めます。その速さと力加減でいろんな表情の音を表現出来る事でしょう。

あまり良くないのは、キーに指を強く押し付け過ぎる弾き方です。キーが曲がってしまったり、指先や爪をケガする危険があります。また、爪は切っておいた方が良いでしょう。


演奏の例


メロディーを奏でる。一本指だってポロンプレイヤー!


和音を鳴らす。一度に鳴らしたり、ずらしたり。あまり大きな音ではない楽器となら合奏も出来るかも。

他にもいろんな弾き方があります。


休憩

キーの材質はピアノ線という弾力のある鋼で出来ていて、太さは直径1.8ミリ〜2.3ミリのものを使っています。楽器としての弾きやすさのバランスを考えた上で材料を選択してはいるのですが、感じ方によってはキーが硬いと思う方もいるかもしれません。弾いた感触はどれくらい硬いのか?というと、文章では何とも表現するのが難しいです。試しに弾いてみるというのが一番なのですが、それもすぐに試すという訳にもいきません。

参考になるか分からないですが、作者は弾き始めた頃、30分も弾くと指の関節がくたびれて来ました。今では2・3時間弾き続けられます。指が丈夫になったというより、弾いてるうちに疲れにくい弾き方に変わったのかもしれません。とはいえ、指の健康を考えて1時間くらいで休憩するようにしています。親指と比べると他の4本の指は少しデリケートのようなので無理は禁物です。


マイクを使う

大きな音の楽器と合奏するときや、大人数のもとで演奏する必要がある場合は、マイクを使って音を大きくします。作者の場合、パーカッション用のコンデンサマイクを楽器に取り付け、プリアンプで音を増幅してからギター用のスピーカーにつないでいます。演奏する場所の音響設備を使わせてもらえる場合はまた少し変わってきます。また、生演奏で聴く音色とはかなり違ってくるでしょう。使用するマイクやその他の機材でも影響の出方が違うようです。詳しい事は楽器屋さん等に相談して下さい。

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