工房について
創作カリンバ工房では、アフリカ起源の民族楽器、カリンバ(あるいは「親指ピアノ」)をもとに創作した楽器を製作・販売、演奏活動をしております。
カリンバとは、板や箱に片持ちに固定した針金(キーと呼んでいます)を指ではじいて弾く楽器です。当工房で扱うキーの材質は主にピアノ線。ハンマーで叩いて鍛え、厚みを調整する事で、工房独特の音色になります。
広い音域や半音階が演奏出来るカリンバなど、カリンバの機能を追求する作品を作る一方、工房で培われた音色を多くの方々に知ってもらい、身近に楽しんでもらえる楽器も作っております。
プロフィール
千田 真司(ちだしんじ)
カリンバ制作・演奏
1972年青森生まれ仙台育ち。
1999年カリンバを初めて知って以来、その音色と可能性に惹かれ製作を続けている。
楽器加工のための技術はインターネット、書籍、今まで出会った沢山の方々からの助言をもとに試行錯誤しながら身につける。
小さい頃から好きだった音楽と物作りとの交点が今の仕事と感じています。少々の辛い事があっても、木が美しかったり、たまたま良い音が出たり、励ましの言葉を頂いたりして、おかげさまで続いてきました。
千田 直美(shizuku)
創作カリンバ工房 助手
群馬生まれ仙台育ち。
東京音楽大学器楽科打楽器専攻卒業。
フリーランスの打楽器プレーヤーとして活動していた頃に創作カリンバ工房のカリンバに出会い、工房の活動に加わる。
2008年に自分のためのクロマチックカリンバ(しずくちゃん号)を製作。
その後現在に至るまで工房を「陰で」支えている。
醗酵好き。