オトモの弾き方

両手で軽く持ち、親指を使って弾きます。

親指をキー(針金)の上に軽く乗せ、手前に滑らせると音が鳴ります。

あまり親指に力を入れすぎて押し付ける様に弾くと、キーが曲がったり、指をケガしたりするので危険です。
弾き方動画も参考にしてください。
人差し指も使った、ちょっと変わった弾きかた。




オトモの構造

各部名称



本体にはナラやタモなどのやや硬めの木、枕木や駒には硬くて重い木(コクタンなど)を使っています。
キーにはピアノ線を使っております。ピアノ線は鋼の一種で、一般の鉄と同様錆びやすい素材です。



押さえ棒と本体は2本束ねた針金でしっかり編まれています。

新作のカリンバでも、弾いててしばらくすると時々ノイズが出てしまうことがあります。
これは故障ではなく、パーツ同士が馴染んでバランスをとるプロセスである場合にも起きます。
自然に治ってしまう事もあるので、明らかに緩んでる時以外は様子を見ながら調整します。
そうやって弾いたり、時々調整したりしながら幾シーズンが過ぎると、あまり調整しなくてもよくなってきます。

オトモの音域



手のひらサイズのオトモのボディは高めの音を鳴らすのに向いています。
そのため、上記の音域(G4~D6)内の音から9つの音を選び、さまざまな音階にアレンジしています。

オトモで何弾く?

オトモの音は9つ。どんな曲でも弾ける、と言うわけにはいきませんが、弾ける曲をリストにしてみました。
もちろん、曲を弾くだけがオトモの楽しみではありません。
ただ気の向くままに鳴らしてみる。
そのときだけの音楽をお楽しみください。