工房日記 Let’s fly together
2024年12月02日(月) 22:36:07 更新
■ユーザ「しんじ」の投稿[293件] ( 293 件 )
2024/11/22 (Fri) 10:10:09 No.320 by しんじ
昨日は前回製材した厚板を、
本体用の板とパーツ用の板に挽き割る作業をしました。
この作業とともに、割れや節も回避していきます。
まず板の歪みをカンナでとります。
広葉樹は木目がうねっていて、見る角度によってきらめきが変わって綺麗なこともあるのですが、
そういう部分は大抵、木目が複雑でカンナがけが難しいのです。。。慎重に削っていきます。一台一台木目が違います。
これを、バンドソーという鋸の親分みたいな電動工具でひき割ります。
こんな感じ。やったうまくいった👍✨
切断面にカンナをかけて、板を休ませます。
最終の仕上がりより一回り大きく作ってあります。
挽き割りは一番大きい加工なので、加工後の歪みが出やすいです。
少し削って歪みを取っては様子を見て、あまり動かなくなったのを確認してから次工程へ移ります。
木工の続きは大阪終わってからかな。
今回はここまで。
#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #シネマコンサート
2024/11/15 (Fri) 18:17:23 No.319 by しんじ
東京から帰ると、仕入れたエンジュが届いておりました。
木は切ったり削ったりすると内側にかかっていたストレスを逃して変形するので、
すっかり注文受けてから加工し始めたのではとても精度が悪くなってしまいます。
ですので、先行して製材をする必要があります。
仮に注文がなかったとしても、既存モデルに使えるように工夫します。
(できればそうはなりたくはないですが😅)
年輪を数える。僕よりお兄さんです。大事に使わせていただきます。。。🙏🏻
木の切断は、良くも悪くも決断です。切ったものは元に戻らないから。
今回のモデルでは柾目になる部分のみを使います。
丸太からの製材時にどうしても必要で機械に噛ませた傷や節をうまく避けて
できるだけたくさんカリンバが取れるよう工夫します。
(ちなみに節はよっぽど大きいもの以外は個性として許容しています。)
自動カンナという、厚みを出す機械に入れて表面を削っているところ。
綺麗な木目が出てきました。
今日はここまで。。。
#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #シネマコンサート
2024/11/13 (Wed) 18:16:31 No.318 by しんじ
実はこの度、東映アニメーション様との共同企画として、
シネマコンサートを記念したオリジナルカリンバを受注製作・販売させていただくことになりました。
会場ロビーに展示されたカリンバの様子です。
特徴としては、
・カバンに忍ばせられる手のひらサイズ
・キーはピアノ線鍛造、本体の樹種はエンジュを使用しており、映画で使ったカリンバと同じ工法で製作しております。
・本体はシネマコンサート焼印入り
・キーは12本。配列は当工房の受注生産モデル、pepi の配列を元に、M19「水木とゲゲ郎〜月夜の語らい」が弾けるようにアレンジしたものになっております。
・上記楽曲のタブ譜が付録についてきます。
もし出来そうであれば、この日記で製作プロセスやカリンバよもやま話などご紹介できればなと思っております。
こんな風に作られた音が映画で流れたんだなぁと、映画の味わいが深まるきっかけになれば幸いです。
#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #シネマコンサート
〔1391文字〕 編集
2024/11/11 (Mon) 08:49:24 No.317 by しんじ
鬼太郎誕生ゲゲゲの謎シネマコンサート(再演)2日間の行程を無事終えました。
東京を歩くのも少しづつ慣れてきて、グーグル大先生のお陰でだいたい行きたいところに行けるようになりました。
3ヶ月ぶりの演者関係者の皆さんとの嬉しい再会。前よりもちょっと馴染んだ雰囲気。
しかし音楽に関しては、前回と同じことをもう一回、、、とは全然いかない、私としてはまたもや学びの多い機会となりました。
前回は不安と緊張をコントロールするのに必死で、あまり自分の演奏がどうかという事には気づけてなかったのですが、
今回の再演で後半冒頭に追加された新しい楽曲intermezzo、映画全体を俯瞰するドラマチックな間奏曲では、
カリンバが映画中には演奏しなかったフレーズを他の楽器と並走する形で奏でる所が出来ました。
そしてそのリハーサル中にはたと気がついたのです。
「俺、周りとテンポ全然あってないじゃん。。。😨」
オーケストラにカリンバが合わせる。
今までやったことない事に挑戦しているので仕方ないのですが、どうしたらいいか分からず呆然としてしまいました。
大きな宿題を持ち帰り、さあどうしよう。とにかく練習。。。
intermezzoはイヤモニからクリックを聞いて合わせているのではないので、
メトロノームで合わせる練習というのも、無意味ではないけど、なんか違う。。。
なんだか絵に描いた平均台から落ちないようにしてるみたいな、変な緊張感が漂う弾き方になってしまったり。。。
そこで、奥さん(←オーケストラ演奏経験者)にも聞いてもらってアドバイスをいただくことにしました。
色々練習に付き合ってもらううちにポロリと出た一言「確信を持って弾く」
ああ、確かにこれは自分に足りなかった。技術もさながら覚悟の問題。
周りに「合わせる」のではなくて、
確信を持って音を出した結果「合っている」。
音源に合わせた練習も意識を変えた辺りから少しずつテンポが合い始めました。
と言ってもそんなに簡単ではなかったですが😅
あと、呼吸を工夫することでもちょっと良くなる事が分かってきました。
ゲネプロではなんだかやれそうな気がしてきました。
自分の演奏は他の演奏者の方や指揮者の先生による有形無形のサポートが入ってやっと成立しているというのが
この頃になってやっと気づけてきました。本当にありがたい気持ちでした。
そして本番。色々意識しすぎるとかえって間違いそうになるので
あまり考えずリラックスして弾こうと思っていました。
トークショーの木内さんと関さんの掛け合いが面白くて。気持ちがほぐれる。
映画が進んで、自分が休みのところでふと観客席の方に意識を集中してみたら
スクリーンのちらっと明るくなった瞬間、お客さんの涙が光ったような気がしました。
その時、もう自分がどう思われるかなんてどうでもいいや、という気持ちになり、
やっとこの映画とお客さんのために弾く事が出来ました。
見てくださった方々、ご来場本当にありがとうございました。
良い時間だったなら演者冥利に尽きます。これからも精進します。
追伸)もう一つ、ゲゲゲのカリンバについても語りたいので、家に帰ってからまた投稿します😊
#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #シネマコンサート
2024/10/28 (Mon) 20:55:09 No.316 by しんじ
畑を観察していると、シソ科の植物の花はミツバチたちのゴハンになってるのがわかります。
9月のまだ暑かった頃などは、赤しその花房からたくさんのミツバチの羽音がまるで歓喜の歌のように聞こえてきました。
11月も近くなり、だいぶ寒くなってきた今時期は、まだ白い花を咲かせているバジルなどから蜜を集めているようでした。
先日、バジルの乾燥葉を作ろうと思って収穫していると、私の周りをしきりにミツバチ達が飛び回りました。
威嚇はしてないのでじっとして様子を見ていると、わざわざ私の目の前でバジルの花に止まって見せたり、
バケツの中の収穫した花穂に止まって見せたり色々するんですよ。
ああ、きっと何か言ってるよなぁってわかるような気持ちになってきて、
結局、バジルの成長に影響しない程度の収穫にとどめ、花穂も最初に取った一本以外は取らずに帰ってきました。
アインシュタインはミツバチが絶滅すれば4年で人類も絶滅すると言ったんだとか。
畑という自然に自分もその生態系の一部として参加して、きっといろんな生き物に支えられ、親密さに比例してその恵みをいただいているのでしょう。
みんな持ちつ持たれつって感じかなぁ。
2024/10/15 (Tue) 12:23:59 No.315 by しんじ
日記の更新、ふた月ぶりです😅いやはや過酷な夏でしたね。。。
体力の回復と、畑の世話と、たくさんのやりたいことと、
いろんなことに必死で日々を暮らしているうちに、
なんだかやっと目の前が明るくなってきた様な、そんな感じです。
さて、10月5日、14日と『銀河鉄道の夜』の朗読&カリンバ合奏コンサートを行いました。
どちらも無事、銀河の果てまで行って丘の上に帰ってこれました。
ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。
そして、会場を提供してくださったTiTi様、となりのえんがわ様、
スイーツ・コーヒーのご提供をしてくださったカエル先輩、コロコロころんたん様、
共演のボイスパフォーマー新井真澄様、その他たくさんのご協力をいただいた皆様、
一緒にこの様な素晴らしい会を作り上げることができて光栄です。
本当にありがとうございました。
『銀河鉄道の夜』は子供の頃に小説も読んだことがあるし、映画も見たことがありました。
しかし、今回、朗読に音楽をつけるにあたって、宮沢賢治氏の人生、ありように多く触れるご縁を
いただきました。作家としてよりも、岩手の農村の豊かさのために尽力した彼の一生は
今でも岩手県内にある宮沢賢治関連の公共施設や文献垣間見ることができます。
「ほんとうのさいわい」とはなんだろう?
なんども発せられるその問いは、今の自分にはしみじみと、
まるで自分の発した問いの様に感じました。
写真は花巻市にある童話村にて、宮沢賢治作品をモチーフにした野外ライトアップアートの
様子です。地元に根付いて、その美しい世界観が今も引き継がれております。
今回も、出会いに感謝✨
#宮沢賢治 #銀河鉄道の夜 #となりのえんがわ #[Cafe&Antique TiTi] #新井真澄 #花巻
〔266文字〕 編集
2024/08/16 (Fri) 15:21:39 No.314 by しんじ
ふた月空きましたが、恒例の「創作カリンバ工房 チフリグリ店」 開催します!
今回は商品としての在庫はわずかになってしまっているので、(受注製作は随時受付中)
とにかく工房作品の音を間近に聞いてみたい、いろんなカリンバを触ってみたい(クロマチックも試奏可能です)、
カリンバについて話をしたい、チフリグリのまったりスペースで残暑を涼みたい、という方にオススメです。
メーカー問わずのカリンバメンテナンスもやりますので、マイカリンバの調子をみてほしい方も是非ご相談だけでもお越しくださいね。😉
#チフリグリ
2024/08/13 (Tue) 18:28:33 No.313 by しんじ
メール認証というのがどうも必要になったらしいですね。。。
SPF? DKIM? DMARC? さっぱりわからん。。。
色々調べてなんとかしなくては。💦
すみません。。。🙇🏻
SAKURAの場合、コントロールパネルからメールのドメインの設定でいけましたー
原因究明時間がかかるので、違うメールアドレスから返信することも考え中です。
最後の追記:直りました。もう大丈夫!こういう機会でよかったね。
ネット情報によると近年スパム対策としてセキュリティを高めたメールサービスが増えたようです。
色々対応していかなきゃってことですね。。。🍀
2024/08/12 (Mon) 08:26:45 No.312 by しんじ
『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』シネマコンサート、無事終わりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、川井さん、演者の皆様、シネマコンサートの制作に携わった全てのスタッフの皆様、
仲間に加えてくださり、本当にありがとうございました。
カリンバをこんな大きなホールで、たくさんの楽器と一緒に演奏するというのは
全く初めての体験で、とても新鮮で驚きに満ちていました。
一言で言えば、本当に楽しかった。
どんなに文章にまとめようと思っても、ここ1ヶ月で感じた色々の事、
まとまらないし書ききれません。
一夜明けて、リフレインする情景を思いつくままに箇条書きしてみます。
・映画と音楽をぴったり合わせるのに「イヤモニ」を使う。。。イヤモニ?それは一体。。?!
・とにかく、曲と仲良しになるために一日一回はCDを通しで聞きました。川井さんの曲の深みが自分なりに見えてきました。
・CDに合わせて楽譜を見ながら弾いてみる。弾くたびに緊張する。まだ一人なのに。
・メトロノームを使って弾いてみる。→なんか合わない。難しい。気晴らしに畑へ行く。
・イヤーモニターのつけ方を練習する。
・久々に川井さんと再会。暖かい声。暖かいお人柄。AUBEの皆さん、佐藤やすのさんとも嬉しい再会。
・リハ初日バンドパート→緊張
・リハーサル後の竹芝の海沿いの夜景がすごい綺麗だった。
・Suica落とす。駅に届けてくださった方本当にありがとう。
・リハ2日目オーケストラとコーラスも入る→また緊張。緊張ってなんだろう?
・えっここ俺一人?!('o';;;
・うまくやりたいという思いが逆に音をもたつかせる。
・指揮の先生から他のパートとの関係をアドバイスいただく。スコアを読み直し。
・PAの方が本番まで親身に音の調整の相談に乗ってくださった。
カリンバは音が小さいので、他の楽器とバランスを取るのがとても難しかったのです。
・本番初日。新幹線遅れる。何か少し気持ちが吹っ切れる。なるようにしかならないのである。
・ゲネプロとは結局なんの略だろうか。わからないのに「ゲネプロ」って言ってる自分。
・空調で楽器の調子が都度変わる。いや、これはクロマチックちゃんが「イイコイイコしてっ!」て言ってるんだ。よし。イイコイイコ。
・木内さんが気さくに声をかけてくださり、気持ちをほぐしてくれた。
・渋谷で、なぜか金魚ねぶたを見かけた。これはきっと、じいちゃんが来てくれてるんだと思った。
・演者の方々と雑談。「一人ではない」と感じた。ありがたかった。
・ステージ袖から見る満席の会場。緊張。でも、緊張とも友達になれるかもしれないと、一瞬だけ思えた。
・会場のお客様とオーケストラがカランコロンで一体になる。終わってしまうのがちょっと寂しい。
お楽しみ頂けたのなら、とても嬉しいです。たくさんの出会いに感謝。
11月に再演が決まりました。
シネマコンサートで初めてこの映画をご覧になったという方も少なからずいらっしゃった様でした。
もう見た方も、まだの方も、是非!
#シネマコンサート #鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #川井憲次
2024/08/03 (Sat) 10:46:07 No.311 by しんじ
藍の葉は今最盛期、一番刈りならもうちょい早くてもよかったかなという所。
なんとかQちゃん2台、そらちゃん5台を染めることが出来ました。
本体も、なんとかこの時期に仕上げることが出来て本当に良かった。
季節の移ろいは待った無しなのです。
摘みたての葉っぱの汁で染めたので、去年の実験よりちょっと青みが強くなったかも。
それでも生葉による藍染は真っ青ではなく浅葱色。ミントグリーンという感じの色です。
葉の汁を染み込ませたばかりではまだ薄い緑なのが、空気と触れて成分が酸化することで
乾きながら青くなっていきます。この瞬間にしか見られない色。。。
色止め等の薬を使わずにこんな色が出るのには、自然の不思議さを感じます。
もう少し色は深まると思いますが、木自体もだんだん黄変するので、最終的には緑色な感じに
落ち着くのかもしれません。使うほどに移ろう風合いの変化を味わっていただけたら嬉しいです。
リリース乞うご期待🌱
#otomo-q #そら #藍の生葉染め
2024/07/15 (Mon) 12:11:53 No.310 by しんじ
自然界の様子は毎年々々違うものなのですが、
身近な違いとしては、今年は蚊が少ないかなぁ?という印象を持っています。
いつものこの時期だと、もうひっきりなしに、仕事をしているおいらを襲ってきて
集中しているとやっつける事も出来ず文字通り出血大サービスになってしまうところを
今年は今の所は、夕方に一匹二匹仕留めるにとどまっています。
何気なくそのことを農園主に話してみると、今年は全体に虫が少ない印象で、
特にトウモロコシを食害するアワノメイガがほとんどいないとの事。
理由はわからないそうです。こんなことは今まであまりなかったそうです。
自然は奥深いですね。。。
畑の様子も去年とは違っており、今年は比較的うまくいっています。
特に、去年、一昨年とあまりうまくいかなかった藍の成長がいい感じ!🌱
カリンバに藍の生葉染めをしてみたかったのです。
去年は幸運にも染色家・山下のぞみさんから分けていただいた藍の葉で染めてみることが
出来ました。木工に染めをするとまた全然違った趣があり、美しいです。
生葉染めは鮮度が命なので、今年は自家製でやれそう。とてもワクワクしてます😍
それにはまず染める本体を作らねばー!
そらちゃん、qちゃんのホワイトアッシュをただいま鋭意制作中です🔥
2024/07/03 (Wed) 18:42:42 No.308 by しんじ
先日割ったタモ板の荒れた切断面を、今日はルーターで平面出ししておりました。
箱状のブリッジの上をディッシュビットと呼ばれる、元は器を作る為の浅彫り、縁が丸く彫れるルータービットで削っていきます。
バンドソーのみならず私の持っている自動カンナも、幅36センチはサイズオーバー。
よくyoutubeで見かけてた大きな板の平面出しをする治具を真似て、やってみたのでした。
今日はルーターで木を削って日が暮れました。時間はかかりますが、手鉋でやるのに比べたらめちゃくちゃ楽でした。作ってよかった。
ただ淡々と削っているうちに、これは旅なのではないか?と言う思いまで浮かんできました。板厚で5ミリ削り進むジャーニー。
旅の合間に畑に行くと、今年生まれたばかりの1年生アマガエルちゃんたちが
夕暮れの畑で小さな羽虫を狩るために色々な葉の上でじっと気配を感じておりました。
そこでアホ巨人たる私がカメラを向けます。
カエルちゃんたちは正直迷惑そうです。(笑)だって可愛いんだもの。美しいんだもの。🐸😍
明日ももう一枚の平面出しをやります。頑張るぞー。
#イリンバ
2024/07/01 (Mon) 11:58:01 No.307 by しんじ
タンザニアの伝統楽器・イリンバはジンバブエのムビラとは音作りの仕方が全然違っています。
ムビラは厚板(だいたい15〜25ミリの間かな?)・太いキーの本体をデゼと呼ばれる丸くて大きな共鳴器に入れて音を大きくするのに対して
イリンバは比較的薄い板(目算でおそらく6〜12ミリくらいだと思う)の大きな共鳴箱に直接細めのキーをたくさんつけております。
薄い板なので良くしなるから、弾いていない隣り合うキーの音も誘発されて鳴り、交じり合うのが特徴です。
近年この音がとても魅力的に思えてきて、イリンバ型の楽器を作り始めました。
先のライブ「妖精物語」ではこのタイプの楽器を2台でアンサンブルしたりもしました。
広い空間を思わせるような音作りが出来ます。
前回は横幅が18センチぐらいだったのですが、さらに追求して、今製作しているのは幅・長さが36センチ四方ぐらいになるのを
作っています。
幅広の薄板は、しかも楽器に使えるような歪んでいないものとなると、なかなか売ってないです。
そこで自分で厚板を挽き割って薄板にする作戦です。
バンドソーで良いのでは?と思われる方もいるでしょう。
しかし私の持ってるバンドソーの挽き割り最大幅が18センチくらい。機械に入らないんですよね。。。😅
そこでノコで手挽きとなったわけです。
この作業の強い味方が写真の鋸、窓鋸(まどのこ)です。京都の鋸職人さんから購入しました。
まだなかなか上手に使いこなせませんが、これはすごい鋸です。
これなしにはこんな幅広板は多分挽き割れないのではないでしょうか。
伝統的な手道具にはまだまだ可能性があると思う。
鋸についてはまたレポートしたいです。初めてだった今回はとにかく挽き割るだけで精一杯と言う感じでした。
6センチ厚のタモ板を挽き割ったのですが、切断面が荒れて、削り整えたらおそらく一枚が2.5センチくらいになってしまいました。。。
もっと精度を上げるにはどうしたらいいか、使うときのコツもちょっとフィードバック出来たので、
次回以降に反映したいです。今回割った板をさらに割って、最終的には1センチ弱(でもできれば1センチ!)の
板を4枚ゲットするのが目標です。🔥🔥🔥🔥🔥やるぞー!
#イリンバ
2024/05/04 (Sat) 12:09:54 No.306 by しんじ
GW前から絶賛種まき中です。
このところとても暖かくなったので、種はそれぞれのタイミングで芽を出し始めています🌱🌱🌱🌱🌱
「自分で蒔いた種って言葉がありますが」、蒔けば必ず発芽するわけでもないです。
生き物ですから、「おいらは芽を出す!」と決めた種が芽を出してるんだなと、観察していて思います。
「ありがとう」とか「おめでとう」とか、そんな気持ちです。一方で「やった!今年はこれが食べれる」
とか思う自分もいたり。。。複雑な気持ちです。
大きい種からは大きな芽が、小さい種からは小さい芽が出ます。
最終的な野菜の姿とは裏腹だったりするのが面白くて、お豆はそれ自体が種だから結構大きい。
セリ科の野菜(パセリなど)は種が細かいです。
指差しているふたばは根セロリというセロリの一種。めちゃくちゃちっちゃい〜😳
本当に大きくなるだろうか。今年初挑戦の野菜です。
ナスやトマトも種からやってます。
ナスはイタリアの、丸いナス。去年失敗したのでリベンジです。
トマトは種を継いで今年3年目。だいぶここの環境に順応した感じがします。
温床を持ってないので、発芽は遅く、スローなスタートとなりました。
雨の前に畑の草刈りしないとな〜。
2024/05/01 (Wed) 12:38:38 No.305 by しんじ
先日のライブ「妖精物語」へご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
ライブは行けなかったけど、興味を持ってくださった方々も、ありがとうございました。
荒井真澄さんの朗読が素晴らしいのは皆さんご承知の通りですが、カリンバの即興との共演とあって、
聞いてみるまでほとんどの方がどんな物か分からなかったのではないかと思います。
そんな中、想像を膨らませて来てみてくださった事、とても感謝しております。
カリンバの良さをインターネットというメディアを通してお伝えするのはとても難しいです。
自分なりに、画像や音色を工夫して収録し、公開しておりますが、
実際に聞いたり、お手にとって鳴らしてみることにはなかなかかないません。
今後もいろいろな形でカリンバに触れ、面白さ・奥深さが伝わるようなイベントを企画していきますので
また今後ともどうぞよろしくお願い致します。
「自分の代で出来るかどうかは分からないけれど、
カリンバが日本で消化されて行って、文化として根付くような活動をしたいです」
冒頭私はそう語りました。
その時の聞いてくださっていたお客様方の、真剣でポジティブな眼差しに、驚きというか、
何か胸を打たれるような感情が込み上げて来ました。
改めて、本当にそうなったらいいなと思いました。
妖精の道を共に歩んだ共演の仲間たち、
公演にあたりたくさんのお力を貸してくれた方々にも本当に感謝しております。
ありがとうございました。
#妖精物語 #となりのえんがわ #荒井真澄
2024/04/18 (Thu) 11:43:07 No.304 by しんじ
spring 春 泉
まさに泉のごとく、ほったらかしの畑からたくさんの草花が芽吹いております。
カーボロネロ(黒キャベツ)が花を咲かせてました。
春先に新芽を随分食べたのですが、それでも後から後から生えて来ます。
優しい黄色の花。
こちらはペイシェンスドック。今が旬。爽やかな酸味の、大きな柔らかい葉っぱは煮込みに美味しい。
カーボロネロとともに、これらは多年草野菜だから植えっぱなしで収穫できます。
ルッコラも花が咲いてます。ルッコラの花や蕾は食べられます。アブラムシのいない今頃ならサラダも可。
チャイブ。蕾が付いてました。ピンクのボンボンみたいな花が楽しみ。要するにネギボウズですね。
だいぶ増えたので、今年は株分けして半分食べよう。
ニンニクも成長中。今年はニンニクいっぱい植えた。
一度増え過ぎて畑を埋め尽くしてはまずいと思い根っこから掘り出したはずのオレガノが
またもりもりと生えて来ました。とても強いハーブです。今年は花前に惜しみなく刈り取る予定。
ネギとタンポポ。ほんとは小ねぎだったのですが、放置したら大きくなった。
フレンチタラゴン。雑草と見分けが難しいです。タラゴンは独特の甘み・苦味・辛みのある素敵なハーブ。
しずくちゃん曰く「レインボーな味」
セージが新しい葉っぱを出し始めました。
フレッシュのセージを入れた紅茶はフルーツティーのような甘みを感じます。
いい季節になりました。花はとてもゴージャスです。紫がかったピンクでサルビアのような房になる花。
シソ科だからね。
夏野菜の苗を作らねば!💪
2024/04/08 (Mon) 12:24:52 No.303 by しんじ
日記がひと月も空いてしまいました。。。
生活スタイルが激変し、やっとちょっとだけ時間ができて書いてます。
ウェブショップを始めたのを機にSNS嫌いの私もリハビリ的にインスタを初めてみたり、
色々と、変化・気づきの多い年度末・年度始まりでした。
今度のチフリグリイベントはちょっとゆるっとした雰囲気で、
アットホームに開催したいなと思っています。
土曜日14時からは今月末のコンサート「妖精物語」のデモンストレーションもやる予定です。(無料)
いやしかし、これは手前味噌でなんですが、すごいことになりそうですよ。。。
真澄さんの朗読と創作カリンバ。世界観の広がり方は足し算ではないです。掛け算です。
ちょこっと聞きに来てみてください。
創作の内側を垣間見るチャンスです。😉
#ギャラリーチフリグリ #荒井真澄 #妖精物語
2024/03/03 (Sun) 18:10:10 No.301 by しんじ
三寒四温でめまぐるしく天気は変わりますが、確実に春の足音が近づいてますね。
おかげさまで、工房も新しいスタートを切ることが出来ました。
今までは旧オトモのページ内に通販ページを設けて運営しておりましたが、
この度BASEにてウェブショップ を立ち上げました。
カリンバは手にとって確かめるのがベストではありますが、
せっかく興味を持ってくださった方々に、みんな仙台まで来てくださいとは言えないですよね。😅
どんなカリンバなのか、弾くとどんな感じがするのか伝わるようにしたいです。
作品への質問もお気軽にお寄せください。
また個人ページではハードルが高かった様々な決済方法も充実してます。これはありがたいです。
ブログ機能もあるのでカリンバのスペックだけではなく、
弾き方やメンテナンス法・作品誕生の経緯などもお伝えしていきたいです。
現在は新シリーズである「オトモq」と「そら」を出展しております。
見ていて楽しくなるページを心がけたいです。
どうぞよろしくお願いします。
#ウェブショップ
2024/02/20 (Tue) 18:57:02 No.300 by しんじ
さっき出来ました💦
キーの本数は23本。うち真ん中の5本は共鳴用で弾きません。
使ったピアノ線の太さは1.6〜3.0mmでした。全部をほぼ同じ厚みに鍛造する必要があります。
音域はD♭2〜F#6低音と高音の限界にチャレンジした特殊チューニングです。
真ん中の共鳴キーはタンザニアの叡智。イリンバなどに見られる技法です。
今回のイベントではチューニングのお話をさせていただくことになっているので、
その辺りも詳しく説明したいなと思います。
この楽器は明後日からのイベントに持っていきます。誰でも試奏可能です。
箱の鳴り方も板の鳴り方とは違った趣があって楽しいですよ🕺
天気予報はまた寒くなりそうですが、皆様どうか遊びにきてくださいね😃
#ギャラリー・チフリグリ
2024/02/16 (Fri) 11:05:44 No.299 by しんじ
今日は小雪がちらついたりしていますが、ここ数日はとても暖かくて、昨日はハウスの室温は最高でなんと32度🌺
軽装で仕事ができるので仕事がとてもはかどるのですが、ちょっと戸惑いを覚えます。
畑にも久々に顔を出して見たら、テントウムシたちが陽気に誘われて日向ぼっこしてました😊
さて、箱カリンバ。
私の今までの作品は一つ一つの音がしっかり独立して聞こえ、余韻が長い音を作る傾向があったのですが、
もっと音がふわっとして、引くたびに隣のキーもなっちゃうようなそんなのが出来たらいいなと考えています。
それを実現するような駒の構造としてタンザニアのイリンバを参考にしているんですが、あれらと同じような金属素材って
案外探しても見つからないんですよね。。。
そこで目をつけたのが打ち損じたキー。ピアノ線なのでとても丈夫です。
これを平たく鍛造して駒が作れないかなと思いつきました。
去年作ったクロマチックの打ち損じが結構あるので、これらをリサイクルできるから一石二鳥!
3.5ミリを平たく打ったら1x5mmのピアノ線フラットバーが出来ました。
適度にしなやかで丈夫。これはいけるかも。木材と当たる面はヤスリで丹念に直線に仕上げます。
L字に曲げるのが難しかったです。曲がるは曲がるのですが、精度を出すのが難しい。
なんかうまい方法ないかな🤔
さらに続きます。
2024/02/10 (Sat) 17:14:48 No.298 by しんじ
最近はアエルでいただいた受注の作品を手がけておりますが、
その合間々々で新しい可能性も探っています。
いや、正確には新しくはないのですが、自分の中で一回りして、新しく捉え直しているという感じなのです。
近年の私の作品は主にソリッドタイプというか、厚めの板にキーを取り付けるスタイルでやって来たのですが、
また初期の頃に作っていたホロウタイプ(ボックスタイプ)を作ってみたくなったのです。
先日のチフリグリさんでのイベントに私が生涯初めてこさえたカリンバを持ってって鳴らしているうちに
「ああ、この不安定な、箱のなるままに任せる感じってよかったよなぁ」って思い出したんですね。
自分がカリンバを作って弾いて、純粋に楽しかった時間を過ごしたことを久しぶりに思い出したんです。
20年超カリンバを作っているうちに、いつしか「売るからにはいい音でなければ」と思うようになり、
また自分なりに「いい音とは、喜ばれる音とは、こういう音だ」と定義して、
それをものにしようとコントロールするようになりました。
それはそれで技術の向上という意味では大切なプロセスだったのですが、
別の角度から見ると、自分の思い込みに自分で窮屈を感じてたりもするなという気持ちが湧いて来たのです。
流れに任せて作ったらどんな楽器ができるだろう?
次回のイベントでお披露目できたらいいなと思います。
お楽しみに。自分も楽しみだったりします😉
〔646文字〕 編集
2024/02/04 (Sun) 11:44:12 No.297 by しんじ
今日は立春。自宅のプランターにこぼれ種のレタスが芽を出してました。🌱✨😊
そろそろ春蒔きのタネいけるかな?
先月のチフリグリ店ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
また、今月も開催しますが、色々曜日を変えてやってみたいと思っておりますので、
今回起こしになれなかった方も、是非ともお越しになり、カリンバをお手にとって弾いてみてくださいね。
次回は2月22日(木)と23日(金・祝)に開催いたします。
内容も色々バリエーションをつけていきたいです。
今回のイベントでもお客様から示唆に富んだご意見をたくさんいただきました。
一度にたくさんの事は実現できないけれど、少しずつ何かが作品の中に反映されていくのが作っていて感じられます。
それは必ずしも具体的なご意見ではなくても、楽器が手の中でなった時の表情であったり、
喜びの声であったり、色々です。
関係しあって、楽器が成長していくのがとても楽しいです。
みんなのカリンバを合作しているのかなって思います。
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さて、イベントも明けて、またニスの実験に戻った私。。。
なんとなく綺麗に塗るコツがつかめて来ました。
やはり乾くのが速いのですが、ただ単純にニスを染み込ませる布の厚みを増してやるだけでも塗りやすくなる。
また色々やってみます。
写真はカバ材で作ったチューニングバーに塗ったところ。
なんかこういうお菓子ありそう。😋
#ギャラリー・チフリグリ
2024/01/26 (Fri) 16:34:06 No.296 by しんじ
工房では楽器ニスとして、バイオリンに使われるアルコールベースのニスのレシピをカリンバ用にアレンジして使っています。
バイオリンニスの名残として、溶媒にエタノールとスパイクラベンダー油を混ぜたものを使っています。
スパイクラベンダー油は文字通りスパイクラベンダーという植物から精製した油で、ラベンダーよりスッキリした香りを持つ揮発性の高い油です。
画材用として販売されています。
去年はフレグランスフリーイベントを初めて開催し、色々な話を伺ってるうちに、そういえば結構匂いの強いこのラベンダー油を
抜いたらどうなるのかな?と思い、フレグランスフリーというよりはラベンダーフリー?なニスを試作して見ました。
もともとなんでラベンダーを入れるのかというと、アルコールだけだとニスの表面が優先的に乾いてしまい、結果塗膜内側の乾きが悪くなるのだそうです。
しかし、工房の場合は塗ってもせいぜい2回くらいで、バイオリンの様に何層も塗り重ねてテカテカにすることはないので、あまり変わらないのでは?
という思いもあったので、一度は試してみてもいいなと思ったわけです。
ちなみに、ラベンダーの香りは塗った直後は香ってますが、ひと月くらいでだいぶなくなり、1年もするとほとんど分かりません。
とはいえいきなり販売用の楽器で試すのは慎重になり、チューニングバーと自宅の楽器のオーバーホールでちょっと修正用に試し塗りしてみました。
やはりすごい乾きが早くて、手早く伸ばさないとムラになっちゃう。😓
光沢に関しては同じくらいかな。。。でも奥行き感がちょっとだけ減ったかも。これはもっと工夫がいるかも。
音色がどうなるかは、楽器を組んでみないとわからないです。テスト機を作れたら、また後日レポートします。
いずれにせよ選択肢が増えるといいですよね。🌱
さて、創作カリンバ工房チフリグリ店、いよいよ明日からです!
新作ご用意できましたので、今年初のお披露目です。
両日色々な工房製カリンバに触れ合うことができます。カラフルなフライングカリンバも弾いていただけます。みんなで弾くと楽しいです!
明日は私が生涯初めて作ったカリンバを持って行ってみようと思います。☺️
カリンバについてみなさんと色々お話ができるの楽しみです。
また、日曜日は実演として旧作オトモのワイヤー張りを実演しようと思っています。カリンバの構造に興味ある方は面白いかもしれません。
寒いですが、もし良かったら遊びに来てください。
#ギャラリー・チフリグリ
2024/01/19 (Fri) 19:37:25 No.295 by しんじ
今日は年明け初、大河原のうらにわアトリエにお邪魔しました☀️
FMいわぬまで毎週水曜日14:30〜15:00放送の番組「うらにわらじお」の収録があり、
カリンバ工房をゲストに迎えていただきました。
パーソナリティーはうらにわ主宰我らが阿部さんとFM岩沼の吉田さん。
当工房のいきさつや楽器の紹介など、和やかなムードでお話しさせていただきました。
二回の30分番組にいろんなカリンバを紹介しました。2月に放送予定ですので、ぜひみなさまチェックして見てください。📻🎶
ウェブでも視聴可能です
これは以前フライングカリンバをたくさん吊るした梅の木。
あの時は葉っぱが青々と茂る初夏の頃だったと思います。
今はどんなかなと近づいてみると。。。
もう蕾がたくさん着いていました!😮花の時期が楽しみですね。
うらにわさんにはオトモを置いて頂いており、旧モデルのオトモはこれが最後の一個となりました。
チューニングはドレミです。
試奏可能ですので、ぜひお手にとってカリンバの音体験を味わって見てくださいね。
#うらにわアトリエ #エフエムいわぬま
2024/01/14 (Sun) 13:37:30 No.294 by しんじ
怒涛の年末年始を終えて、久々に実家のある岩手へ日帰りして来ました。
いつもの今時期だと雪がひどいから来るなと言われてしまうのですが、今年は全然降ってないとの事。
出かけて見るとちょっとだけ降ったようですが、今季初だと言ってました。2センチくらいの雪化粧。
でも雪の風景は好きです。シンとして静かで。☃️
うまい空気を吸ったので、また製作に励もうと思います。
今月27(土)と28(日)はギャラリー・チフリグリさんにて、イベント をさせていただきます。
新作も出しますので、どうぞお楽しみに!
#ギャラリー・チフリグリ
2024/01/10 (Wed) 19:27:59 No.293 by しんじ
昨日(1/9)までのアエルでのアート市、無事閉幕となりました。
ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました。
そして、お詫びしなければならないことがあります。
会期中、当工房は昨年12月の26日と30日、そして今年に入って1月4日と7日の4日間のみの出展でした。
いつ我々が在廊なのか、SNS等で情報は発信しておりましたが、なかなか周知には至らず、
全日程で開店から閉店まで在廊と思われた方も多くいたようでした。
寒い中せっかくカリンバを見に足を運んで頂いたのに、我々が居なかった時の残念さは想像に難くありません。
本当に申し訳ありませんでした。
言い訳にしか聞こえないかもしれませんが、なぜ隔日在廊だったかを説明させてください。
カリンバの本体は木で出来ており、建物内の空調で乾燥が進むと、変形してしまうことがあります。
それでも、アエルの担当の方々は会期前に我々を会場へ入れて下さり、湿度を計らせて下さったり、
「必要なケアがあったら相談してください」と、惜しみないサポートをして下さいました。
本当に感謝に絶えないのですが、それでもなお、工房側でも品質を可能な限り保つ努力を惜しんではならないとの思いから
出展しては数日間、楽器をまた元の環境で休ませる、というスケジュールで参加させていただきました。
とはいえ、「テレビで見て、とても良い音だったので」と、遠くから起こし頂いたお客様もおられた事、
申し訳なかったと感じております。今後、長期間のイベントの際は、スケジュールがうまく伝わるような
工夫をするよう努力したいと思います。
今後もカリンバをお手に取っていただき、音が聴けるイベントを企画しております。
ホームページやSNSで情報を発信していきますので、チェックしていただけたら幸いです。
今後とも創作カリンバ工房を何卒よろしくお願い致します。
#仮囲い #アエル #アート
2023/12/27 (Wed) 21:55:33 No.292 by しんじ
例年に比べると幾分過ごしやすい年末年始です。☀️
お日様がハウスを温めてくれるので、夏は暑くて敬遠したいくらいでしたが、今はとてもありがたい。
今日は新モデル「そら」の新しい彫り型を作っておりました。(写真左)
ドレミじゃない音階だけど、手のひらの中の音を楽しむというコンセプト、
今回のアエルでの対面販売でたくさんの方に説明させていただきました。
思った以上に共感頂けたように感じており、嬉しくなりました😊
それで、もっといろんな形、色、音階にしてみたくなったというわけです🔥
色、形、音階はいつも出来上がってみるまでどうなるのかわかりません。
私としずくちゃんは作るお役目ですが、
成り行き半分と、可愛がってもらえるようにと願う気持ち半分で作っています。
すると、完成した楽器は会うべき人に出会い、私とはそこでバトンタッチし、
それぞれの物語を歩んでいきます。
いつも、不思議なプロセスだなと思ってカリンバを作っています。
次回出展は12/30と1/4です。会期は来年1/9までですので、
1/4の後も(未定ですが)出展を予定しております。よろしくお願い致します。
#仮囲い #アエル #アート
2023/12/24 (Sun) 17:05:04 No.291 by しんじ
師走。街もそわそわしてきましたね。🌃
先日22日の冬至ライブは、寒い中お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました。❄️
今後もカリンバを聞ける、カリンバに触れ合える機会を作れたらいいなと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
今日はザ・ウィンドオーケストラ仙台の冬季定期演奏会へ出かけて参りました。
演目に、かつてブラスバンドの課題曲にもなった「風紋」(保科洋作曲)もやるということで、とても楽しみでした。
この曲が課題曲だった年私は中学3年。今これを生演奏で聞けたというのが感涙ものでした。
社会人ブラスバンドは学校のそれとはチャレンジのベクトルが違うなと感じました。とても深みのある演奏でした。
そして明日からアエルにて出展です!
在廊時間内に新作楽器をお披露目いたします。演奏もやります。
【仮囲いの中のアート市 in AER ~ゆく年くる年】
当工房はまずは12月26日の午前11:00くらいから参加の予定です。
26日は所用により参加出来ません。
その後の予定につきましては、この日記やSNSにてお知らせいたします。
今製作中の楽器もあるので、もしかしたら会期中にちょっと増やせるかもしれないです。
カリンバってなんだろう?という方から、カリンバ大好き!の方まで大歓迎です。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。🍀
#仮囲い #アエル #アート
#otomoq #そら #pepi
昨日の夕方、家に着きました。😃
シネマコンサート大阪公演お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
山あり谷ありでしたが、初演から通算8回の公演を無事やり遂げる事が出来ました。
これもひとえにお越しいただいたお客様、コンサート運営のフタッフの皆様、
全ての演者の皆様のお力添えのおかげです。
活動を支えてくれた家族にも感謝します。
本当にありがとうございます。
日記のタイトル「行こうぜ」はM26、たくさんの鳥居を越えて水木とゲゲ郎が駆けて行く
シーンの音楽の名前です。
実はこの中にもカリンバが入っておりました。
3拍目裏から八分音符ではいるアルペジオのタイミングがとても難しいのです。
M19(月夜の語らい)はとても情緒に溢れた曲ですが、このM26はとても難しいけれど
決まるととてもカッコイイ。。。
結局、最後の最後まで練習したのはM26「行こうぜ」でした。
川井さんはカリンバの良さを僕が思いつかないようないろんな方向から見つけ出して、
楽曲の中に活かして下さいました。
M5も然り。
他にもいっぱいあるのでサウンドトラック持ってる方はカリンバ探しして見て下さいね😉
大阪は実は高校の修学旅行以来の訪問で、ほぼ初めてのような気持ちでした。
川と橋が街に溶け込んでいて、美しい街ですね。
東京の時もそうだったけど、
夜ぐっすり眠れるように、行程の合間を縫って出来るだけ歩くようにしておりました。
朝早く、ホテルから中之島公園を通って大阪城まで歩いたのが清々しくて、いい思い出になりました。
いつかまた訪れたいです。
誰かたこ焼きについている出汁の出番をこの東北人に教えて下さい😅
#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 #シネマコンサート