工房日記 Let’s fly together
2024年12月02日(月) 22:36:07 更新
■カテゴリ「畑」に属する投稿[13件] ( 13 件 )
2024/07/03 (Wed) 18:42:42 No.308 by しんじ
先日割ったタモ板の荒れた切断面を、今日はルーターで平面出ししておりました。
箱状のブリッジの上をディッシュビットと呼ばれる、元は器を作る為の浅彫り、縁が丸く彫れるルータービットで削っていきます。
バンドソーのみならず私の持っている自動カンナも、幅36センチはサイズオーバー。
よくyoutubeで見かけてた大きな板の平面出しをする治具を真似て、やってみたのでした。
今日はルーターで木を削って日が暮れました。時間はかかりますが、手鉋でやるのに比べたらめちゃくちゃ楽でした。作ってよかった。
ただ淡々と削っているうちに、これは旅なのではないか?と言う思いまで浮かんできました。板厚で5ミリ削り進むジャーニー。
旅の合間に畑に行くと、今年生まれたばかりの1年生アマガエルちゃんたちが
夕暮れの畑で小さな羽虫を狩るために色々な葉の上でじっと気配を感じておりました。
そこでアホ巨人たる私がカメラを向けます。
カエルちゃんたちは正直迷惑そうです。(笑)だって可愛いんだもの。美しいんだもの。🐸😍
明日ももう一枚の平面出しをやります。頑張るぞー。
#イリンバ
2024/05/04 (Sat) 12:09:54 No.306 by しんじ
GW前から絶賛種まき中です。
このところとても暖かくなったので、種はそれぞれのタイミングで芽を出し始めています🌱🌱🌱🌱🌱
「自分で蒔いた種って言葉がありますが」、蒔けば必ず発芽するわけでもないです。
生き物ですから、「おいらは芽を出す!」と決めた種が芽を出してるんだなと、観察していて思います。
「ありがとう」とか「おめでとう」とか、そんな気持ちです。一方で「やった!今年はこれが食べれる」
とか思う自分もいたり。。。複雑な気持ちです。
大きい種からは大きな芽が、小さい種からは小さい芽が出ます。
最終的な野菜の姿とは裏腹だったりするのが面白くて、お豆はそれ自体が種だから結構大きい。
セリ科の野菜(パセリなど)は種が細かいです。
指差しているふたばは根セロリというセロリの一種。めちゃくちゃちっちゃい〜😳
本当に大きくなるだろうか。今年初挑戦の野菜です。
ナスやトマトも種からやってます。
ナスはイタリアの、丸いナス。去年失敗したのでリベンジです。
トマトは種を継いで今年3年目。だいぶここの環境に順応した感じがします。
温床を持ってないので、発芽は遅く、スローなスタートとなりました。
雨の前に畑の草刈りしないとな〜。
2024/04/18 (Thu) 11:43:07 No.304 by しんじ
spring 春 泉
まさに泉のごとく、ほったらかしの畑からたくさんの草花が芽吹いております。
カーボロネロ(黒キャベツ)が花を咲かせてました。
春先に新芽を随分食べたのですが、それでも後から後から生えて来ます。
優しい黄色の花。
こちらはペイシェンスドック。今が旬。爽やかな酸味の、大きな柔らかい葉っぱは煮込みに美味しい。
カーボロネロとともに、これらは多年草野菜だから植えっぱなしで収穫できます。
ルッコラも花が咲いてます。ルッコラの花や蕾は食べられます。アブラムシのいない今頃ならサラダも可。
チャイブ。蕾が付いてました。ピンクのボンボンみたいな花が楽しみ。要するにネギボウズですね。
だいぶ増えたので、今年は株分けして半分食べよう。
ニンニクも成長中。今年はニンニクいっぱい植えた。
一度増え過ぎて畑を埋め尽くしてはまずいと思い根っこから掘り出したはずのオレガノが
またもりもりと生えて来ました。とても強いハーブです。今年は花前に惜しみなく刈り取る予定。
ネギとタンポポ。ほんとは小ねぎだったのですが、放置したら大きくなった。
フレンチタラゴン。雑草と見分けが難しいです。タラゴンは独特の甘み・苦味・辛みのある素敵なハーブ。
しずくちゃん曰く「レインボーな味」
セージが新しい葉っぱを出し始めました。
フレッシュのセージを入れた紅茶はフルーツティーのような甘みを感じます。
いい季節になりました。花はとてもゴージャスです。紫がかったピンクでサルビアのような房になる花。
シソ科だからね。
夏野菜の苗を作らねば!💪
2024/02/16 (Fri) 11:05:44 No.299 by しんじ
今日は小雪がちらついたりしていますが、ここ数日はとても暖かくて、昨日はハウスの室温は最高でなんと32度🌺
軽装で仕事ができるので仕事がとてもはかどるのですが、ちょっと戸惑いを覚えます。
畑にも久々に顔を出して見たら、テントウムシたちが陽気に誘われて日向ぼっこしてました😊
さて、箱カリンバ。
私の今までの作品は一つ一つの音がしっかり独立して聞こえ、余韻が長い音を作る傾向があったのですが、
もっと音がふわっとして、引くたびに隣のキーもなっちゃうようなそんなのが出来たらいいなと考えています。
それを実現するような駒の構造としてタンザニアのイリンバを参考にしているんですが、あれらと同じような金属素材って
案外探しても見つからないんですよね。。。
そこで目をつけたのが打ち損じたキー。ピアノ線なのでとても丈夫です。
これを平たく鍛造して駒が作れないかなと思いつきました。
去年作ったクロマチックの打ち損じが結構あるので、これらをリサイクルできるから一石二鳥!
3.5ミリを平たく打ったら1x5mmのピアノ線フラットバーが出来ました。
適度にしなやかで丈夫。これはいけるかも。木材と当たる面はヤスリで丹念に直線に仕上げます。
L字に曲げるのが難しかったです。曲がるは曲がるのですが、精度を出すのが難しい。
なんかうまい方法ないかな🤔
さらに続きます。
2023/11/15 (Wed) 13:29:18 No.283 by しんじ
作業場からすぐそこにもかかわらず、結局夏から忙しくてほぼ放置だった畑。
9月の中頃にしずくちゃんが草刈りをしておいてくれたのですが、先日初めて様子を見に行きました。
さすがにすっかり草むらになっているのではないかと思うとやや足取りも重かったのですが、(自分が悪いんだけど😅)
行ってみるとなんと誰にも構われずに大きく育った野菜がおりました。
これはカーボロネロ。黒キャベツとも言います。寒さに強い多年草野菜。
あったかい間中、ずっとモンシロチョウの青虫に葉っぱをかじられっぱなし
であまり大きくならなかったのですが、気がついたらこんなに立派に!
ペイシェンスドックもモリモリ育ってました。
ちょっと酸味のある葉っぱにひき肉を包んで煮ると美味しい。
春が旬ですが、寒さで葉っぱが赤くなるまでは収穫できます。
なんとおナスが〜!😮今年は全然ダメだったと思ったら、一個だけなってました!
食べても見たいけど、なんとかこれを種取りできないかな?
トマトなんかがそうなんですが、種取りしてると年ごとに育ちがよくなる気がします。
土地に馴染んでいくのかな?
ミントもルッコラも茂ってました。ルッコラはこぼれ種でどんどん生えてくる。
これで霜が降りるまでは楽しめそうです。
きっと枯れ草の下には種だけでなく、虫たちの卵も眠ってます。
大好きな蛙たちももう冬眠かな。
今年はあとニンニクだけ植えて、あまり土をいじらない方向で行こうと思います。
2023/10/05 (Thu) 18:11:30 No.272 by しんじ
本当に涼しくなりました。
今日という今日こそは薮になった畑をなんとかさんなねえ!というわけで、
半日草刈り&夏野菜の整理をしました。今年は夏が暑すぎて、お豆は全然ダメだった。。。
これも経験っすね。作物の配置でなんとか乗り切れないかな。
ぼうぼうの草を刈っていたらイタリア野菜のプンタレッラが花を咲かせておりました😀
春先のトウ立ちを食べるので、てっきり春に咲くと思っていたのでびっくり。
青みの薄紫でコスモスに似てるけど、それよりちょっと小さいです。かわいい。
しかし株元には奴ら🐀のアジトへの入り口が。どうも根っこが栄養あるらしく、
今年の春植えた奴はこれを除いて全部かじられてしまったんです。
これだけはなんとか守りたいです。
トマトの支柱にはカマキリが卵を産んでくれました。春までこうしておこう。
結構高いところに産んだので、今度の冬はこっちも雪深いでしょうか。
気候が激しくて大変ですね😅こんなご時世でもあるし、皆様どうかご自愛くださいませ。
2023/09/27 (Wed) 11:51:08 No.270 by しんじ
今年の畑は、夏の暑さに負けてどうにも手入れができませんでした。
涼しくなって、やっと行って見たらば、オヒシバの天国になっており、しばし呆然。
そんな中でも、わずかながらトウモロコシの収穫がありました。
畑のお隣さんから頂いたレインボーコーン。
一つの穂にいろんな色の実がなる、インディアンの栽培している品種だそうです。
あんまり美味しくないヨ、とおっしゃっていたけれど、おそらくスイートコーンのような、
採りたてを茹でてガブッというのじゃなくて、もっと穀物として食べるのかもしれないです。
爆裂種(ポップコーン)でもないらしいので。
写真のコーンは黄色・ピンク・紫色の実がピカピカしていてとても綺麗😊
頂いたコーンの穂は他にも緑や白も混ざってました。
それでもあまりかまってやらなかったのにちゃんと実がなってくれて、ありがたい気持ちです。
ちなみにこのコーンはどの色の種を蒔いても、最終的に出来る実はレインボーになるんだそうです🌈
生命の神秘だね!
乾燥させたら、スパイス用の乳鉢で潰してコーンミールポリッジができるか挑戦してみます😋
2023/08/19 (Sat) 18:25:56 No.256 by しんじ
今年の夏はことさら暑く感じますね😅みなさまいかがお過ごしでしょうか?
暑いのと、忙しいのを理由に畑を1ヶ月くらいサボっていました。
先日一念発起して「もう遅いかもしれなけど、人参ももう種まきしなきゃ!」と
畑に行ってみたところすっかり自然に還っておりました。
いやもう何が何やら。。。
そりゃそうだよね。種まくどころの騒ぎでなかった😢
これからちょっとずつ手入れします。しかし暑い。。。
放置ながら、実生で生えたトマトがいくつかなってました。
それからルッコラも勝手に生えてきてた。
まったく構わなかった畑から食べられそうなのをいただいてきました。
まさに狩猟採取の暮らし(狩猟はしてないか)。
ひと月前に撮影した、ここに在住のカマキリ君にまた会いました。
随分大きくなったね。大人の羽はまだこれから。
うちのエリアだけめちゃくちゃ虫の声がするから、
きっとご飯の心配はなさそうです。
あんまり草刈りしたらご飯のバッタが減っちゃうかな?
などとあらぬ方向へ気持ちが向かい始めたりして。
2023/07/02 (Sun) 21:14:30 No.254 by しんじ
このところジメジメな天気が続いています。🌧
夕立のような雨も降ることがあるので、もうすぐ梅雨も終わりなのかな。
畑の近所のタチアオイはもうてっぺんまで咲いていました。🌺
アパートの玄関に去年の秋建造されたドロバチの巣(ツチバチじゃなかった)にポツリポツリと穴が空いて、
いつのまにか中の住人は旅立って行きました。
「まったく挨拶もなしにねぇ」なんてしずくちゃんと冗談を言ったりしながら😁
何日かかけて、結局7つの穴が空きました。どこで何をしてるのやら。
僕は時々、虫たちは新しい楽器のアイデアを運んでくることがあるように感じています。
この前も作業場であれこれ悩み、考えすぎてどうにもならなくなった時、作品の周りをハチが飛び回り始め
使えそうなパーツにとまってまた去って行ったことがあります。
他にもいろんな虫や小さな生き物が時々メッセージを置いていくような気がしています。
そういう意味深なものばかりではなくて、単純に「出会ってよかった!」というのもあります。
今日は畑でまだ幼いカマキリに会いました。まだ2センチくらいの、とても小さいカマキリ。
緑のボディーは夏至過ぎの真昼の日差しにキラキラ透き通るようでとても綺麗でした✨
これから虫たちの大活躍する季節ですね🍀
2023/06/24 (Sat) 18:22:33 No.253 by しんじ
なんだかんだで忙しくてかまってなかった畑。。。
梅雨の雨に当たって草がぼうぼうなだけでなく、いつかまいたけど出てこなかったり、
花まで咲いてこぼれ落ちた野菜の種が芽吹き、
鉢上げしたけど根が残っていたハーブなどがモリモリと葉を茂らせていました。
まさにカオス状態!😅
野菜の種って蒔きどきがシビアだったり、土と相性が悪いと反応なかったり、結構難しいです。
人があれこれ工夫するより、ブワーと畑中にタネを蒔いておいて、自然に任せた方がよっぽどいいのでは?
と思ったりします。
そんな中まさか!の種類もありました。それがこのオトギリソウ
オトギリソウは宿根草の和ハーブで、今時期小さな黄色い花をいっぱい咲かせます。
山形時代にはこれが家の周りに自生しており、全草を洗ってよく乾かし、刻んで焼酎に漬けたものは
虫刺されによく聞きます。とてもお世話になったハーブです。
仙台に越してからも何年もののチンキを使っていたのですが、こっちでも栽培したくて、
苗を買って畑に植えてみたのですが、花も咲く前にあっけなく枯れてしまったのでした。それが2年前。
「やっぱり土が合わないとダメかな〜」と諦めていたのですが、なんと畑の端っこに復活していたのです。
最近は土を裸にせず、刈った雑草を敷いてゆく、というのを繰り返していたので、
少し野生の土のバランスに近くなったのかもしれません。
今年はおチビちゃんですが、なんとか大きくなるまで育ててみたいです🌱
それから今日はてんとう虫の羽化の瞬間を偶然ショットしました。📸
セージの葉の裏で、ゆっくりと現れました。生まれたては黄色くて、
なんだか金色に輝いているみたいです✨
2023/06/01 (Thu) 11:20:25 No.248 by しんじ
本屋をぶらぶらしていたら、銀色夏生さんが畑やってた!
若い時つれづれノート読んだな〜😊立ち読みしているうちに「そうそう!」って共感しまくってそのままご購入。
とてもワクワクしながら読んでます。日記ももう畑カテゴリーを新設しました。これからはカリンバと畑でお送りいたします(笑)
今時期は、作業場ハウスは今時期の日照ではとても暑くて、材料・鉋台が歪むのですぐには作業ができない事があります。
なので、着いたらまずは換気。気温が30度以下になるまで開けっ放しておいて、その間外で自然観察&農作業をします。
ひとしきりやってから製作に取り掛かるのがこのところの流れです。
昨日はこんなのも発見しました。
草を積んでいた場所に、去年こぼれ落ちたトマトが芽を出していました。
今年は苗を早く植え過ぎて寒さでダメにしてしまったのですが、これは何も構ってないのにしっかりと丈夫そうに生えています。
自然ってすごいですね。大きくなってくれるといいな。。。
#畑
畑を観察していると、シソ科の植物の花はミツバチたちのゴハンになってるのがわかります。
9月のまだ暑かった頃などは、赤しその花房からたくさんのミツバチの羽音がまるで歓喜の歌のように聞こえてきました。
11月も近くなり、だいぶ寒くなってきた今時期は、まだ白い花を咲かせているバジルなどから蜜を集めているようでした。
先日、バジルの乾燥葉を作ろうと思って収穫していると、私の周りをしきりにミツバチ達が飛び回りました。
威嚇はしてないのでじっとして様子を見ていると、わざわざ私の目の前でバジルの花に止まって見せたり、
バケツの中の収穫した花穂に止まって見せたり色々するんですよ。
ああ、きっと何か言ってるよなぁってわかるような気持ちになってきて、
結局、バジルの成長に影響しない程度の収穫にとどめ、花穂も最初に取った一本以外は取らずに帰ってきました。
アインシュタインはミツバチが絶滅すれば4年で人類も絶滅すると言ったんだとか。
畑という自然に自分もその生態系の一部として参加して、きっといろんな生き物に支えられ、親密さに比例してその恵みをいただいているのでしょう。
みんな持ちつ持たれつって感じかなぁ。