工房日記 Let’s fly together
2024年11月15日(金) 18:29:13 更新
■2022年9月の投稿[12件] ( 12 件 )
2022/09/28 (Wed) 11:15:06 No.197 by しんじ
少しずつ涼しくなり、作業場もだんだん過ごしやすくなって来ました。
夏の間は製作をするだけで体力的に精一杯だったのですが、何もかもやりっぱなしで駆け抜けて来たので室内はカオス状態😅
アンデパンダンの納品も終わったことだし、本格的に掃除&片付けを始めました。
夏草が室内まで伸びていたのを引っこ抜き、床と机を掃除。金物は分類せずに金物ボックスにとりあえず
今日は高温で狂いの出た治具の手入れの予定です。
2022/09/23 (Fri) 22:33:39 No.196 by しんじ
楽器の見た目の楽しみを広げたいなと思っておりました。
ただ、カリンバは常に手に持って演奏する楽器なので、
できるだけ自然なものがいいよなぁとも思っておりました。
草木染めの中でも媒染などの薬品なしで染められるものといえば、藍の生葉染め🍃✨
藍をタネから栽培し、比較的色味の明るい木ということで、カバ(イエローバーチ)
の本体に染めてみました!
これはニス塗りまで終わった本体。
青緑色に染まりました。ちょっと地味かな?カバ材は見る角度で反射が変わるので、
ニスの光沢と相まって複雑な色の変化を見せて面白いです。
晴れの日と曇りの日でもなんだか色が違って見えます。。。
もしかしたら楽器の顔色でご機嫌が伺えたりしないかな?!
組み立てまで終わったらレポートしますね。
私が蒔く時期を間違って、藍は成長しにくかったと思いますが、なんとか花の穂先が出始めました。
よくぞここまで育ってくれた。☺️
来年はもっと上手に栽培して、いろんな木で試してみたいです。
2022/09/22 (Thu) 22:45:48 No.195 by しんじ
昨日市内某所にある小川のほとりでpepiを弾いてみたそうです。
**********
秋晴れの爽やかな午後。うっそうとしげる夏草。
誰もいないのになぜかちょっと恥ずかしい。(この気持ち分かる。僕もそうでした)
誰に聞かせるでもなくそっとカリンバを鳴らしてみる。
せせらぎの音。なんだか気持ちが慣れてきた。
しばらく弾いたら、トンボ達が集まってきました。
聞いているのか、いないのか、わからないけど、トンボ達なりの感じ方が何かあったみたいです。
**********
不思議ですね。でもだいぶ前、僕の時は室内だったけど、鳥の鳴き声に合わせてなんとなく弾いていたら
掛け合いのようになって鳥が部屋の近くまで来ちゃったことがあります。
どう感じているかはわからないけれど、
人が自然界に耳を傾けるように、自然界もまた人の出す音を聞いているようです。
2022/09/20 (Tue) 19:25:17 No.194 by しんじ
今日は台風の影響で雨🌧
午前中は家で頂き物の栗をゆで、ひたすらむいていました。🌰
なんだか栗むきってカリンバのキー打ち(鍛造のこと)に似てるなって思いました。
ひたすら無心でやるところとか、
同じ作業の繰り返しのようでいて、やってるうちにちょっとずつ何か気付いたりとか。
すごく似てる。似てないのは、キー打ちにはつまみ食いがないという点🙃
昼過ぎから雨風ひどくなりましたが、アンデパンダンがもうすぐなので、作業場へ向かいました。
今度は栗むきのようにひたすらキー打ち。🔨
室温は20度。風向き一つで、昨日より20度も室温が低くなってしまった。
火を使うから、好都合ではありましたが。
帰りの夕焼けが綺麗でした。
秋分も迫り日はだいぶ短くなりましたね。明日は晴れるかな。
#仙台アンデパンダン展
2022/09/17 (Sat) 10:59:23 No.193 by しんじ
この夏は、自宅玄関に土蜂が巣を作りました。
初めはなぜ玄関先で真っ黒い蜂に威嚇されるのかわからなかったのですが、
日陰で、雨も当たらないところにせっせと泥を運んでお家を作っていました。
刺激さえしなければそう悪さもしないので、玄関はそーっと開け閉めして観察してました。
写真がピンボケなのは、近くによると威嚇してくるので、遠くから撮ったため。
たくさんの小部屋を作り、その中にはご飯になる芋虫が入ってるそうです。
そこに卵を産み付けてすっかり泥で蓋をする。そんなことを夏中せっせとやっていました。
いつしか「つっちー」と名付け観察し、見かけないと、なんとなく心配したりしてました。
秋の気配が訪れて、とうとうつっちーは姿を現さなくなりました。
玄関には彼女の集大成が。
春になったら次の世代がまた空へと旅立つのでしょうね。
2022/09/08 (Thu) 16:12:50 No.190 by しんじ
アンデパンダン展はアートのイベントです。
我々はカリンバ屋さんなので、楽器なのになぜ?って思われるかもしれませんね。
カリンバを楽器と捉えることもできますが、もっと違うものと捉えることもできるかもしれない。
元々の始まりは、いわゆる現代でいう「楽器」、つまり「音楽を演奏するための道具」というのではなかったのではないか?
そして、その歴史の幹まで辿って行ったら、今のカリンバとは違う別のカリンバにも出会えるのではないか?
いつしかそんなファンタジーが頭の中をよぎりだしたのです。
もう一つの世界のカリンバをこちらにお招きすべく想像力を駆使して製作・展示する予定です。
オフィシャルサイト(外部リンク)
せんだい21アンデパンダン展2022 | つづけ。アート。ゴー。
仙台各所のギャラリーにてさまざまの作品が公開されます。
展示期間9/28(水)〜10/9(日)
当工房の作品はSARP仙台アーティストランプレイスにて展示予定です。
場所は今度のライブ会場の喫茶frame&星空カフェと同じビルです。
オフィシャルサイト(外部リンク)
SARP仙台アーティストランプレイス
どうぞお楽しみに!
#仙台アンデパンダン展 #SARP #[喫茶frame&星空カフェ]
2022/09/07 (Wed) 22:35:31 No.189 by しんじ
台風が過ぎ去ったり、前線がかかったりで、ここ一週間くらい雨続きです。
湿度も高くて、日曜に組み立て始めたpepiもワイヤー締めでストップ。はかどらずやきもき☹️
今日のお昼頃やっとチャンス到来!お昼頃は少し晴れて湿度が70%台まで下がったので
えいやっとキーの取り付けを終えました。防湿ケースに入れて一安心。
そしたら夕方にはまた豪雨🌧畑が心配になり行ってみたら案の定、昨日の風でゴーヤ
棚が崩壊寸前。ずぶ濡れで直してきました。
今日は夜顔が2輪咲きました。本当は夜咲くところがジメジメのせいで夜と勘違いしたのか、
明るいうちから咲いてしまいました。こちらもずぶ濡れ。なんとも健気に咲いています☺️
それにしても、もう少し晴れないかな。
仙台アンデパンダン展の作品作りも控えてるので、あまり遅らせられないです。。。
そういえば、まだアンデパンダン告知してなかった😅まあ良い明日にしよう。
2022/09/02 (Fri) 11:42:45 No.187 by しんじ
日時 : 10月2日(日)18:00~19:00終演予定 (開場17:40)
会場 : 喫茶frame (instagram.com/kissa_frame/)
星空カフェ(instagram.com/hoshizoracafe_sendai/)
住所 : 仙台市青葉区錦町1-12-7門脇ビル1階(SARP仙台アーティストランプレイス隣り)
※当日は公共交通機関、または近隣のコインパークをご利用ください。
出演 : 創作カリンバ工房 (カリンバほか)
武田こうじ (詩)
料金 : 1,500円 (ワンドリンク付)
定員 : 18名
予約・問い合わせ : 創作カリンバ工房 mail@kalimba.jp (https://kalimba.jp/)
🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁
仙台を拠点に詩を読み、地域に根差した様々な活動を続けてきた武田こうじさんと、久しぶりのライブを行います。
武田さんは多数の詩集を刊行する他、自作の詩を声にする『ポエトリー・リーディング・ライブ』を各地で開催しています。また、「RE:プロジェクト通信」(東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市沿岸部を中心に、そこに暮らしてきた方々から地域に根付いてきた暮らしの話を聞き、地域の記憶をつなぐ取り組み)に詩の連載をしてきました。
武田さんのライフワークでもある「ポエトリー・リーディング」は、詩の「朗読」とも違い、空間に解き放たれる「ことば」を体験するような感覚です。
そのリーディングと、「音」と 「音楽」の間を行き来するカリンバのセッションは、時に溶け合い、時にすれ違い、一期一会の時間を織り成してゆきます。
ご好評いただいた夏至のイベントに続き、会場は喫茶frame&星空カフェ。
秋の一夜、ここにしかない特別な時間を過ごしませんか?
#[喫茶frame&星空カフェ]
#武田こうじ #ポエトリーリーディング #詩
#オトモ #pepi
秋めいて来たなどと先日の日記で書いていたら、今日昼過ぎの工房は40度をぶち抜く暑さ💦
換気しがてらいつもは畑を手入れするのですが、秋分過ぎて横から日が差すのでなんだか真夏よりも暑く感じます。
なので工房の入り口付近で扇風機にあたりながら楽器の金物作りから始めました。
暑いせいか今日は蚊が多かった。今時期の蚊には蚊取り線香が効かないです。
作業の途中で蚊を見つけてはやっつけするのですが、刃物を使うので時としてそれは危険。
集中しないと怪我をする。ずいぶんやっつけたけど、次々来る。煩わしくてしょうがないです。
帰り際につきまとっていた一匹が僕の右腕にとまりました。どうぞ打ち殺してくださいと言わんばかりの場所に。
コノヤローと思ったのですが、ふと、蚊が血を吸う一部始終をこの目でみたいような気持ちになり、
DNAレベルで打ち殺そうとする左腕にブレーキがかかりました。
とりあえず携帯でパチリ
そのあとはじっと静止して観察です。かゆい。ちくっと刺さったのがわかる。
針は腕の毛より細いです。後ろの足二本をなぜか高々と上げています。
美味いからか、もっと深く刺すためかはわかりません。
少しずつお腹が膨れていく。蚊に刺されて腫れる大きさに対して思ったより吸ってない。。。
この感じだと一辺1mmの立方体くらいの量しか飲んでないんじゃなかろうか?
この針の中を血が通るってことは、赤血球ってこれより小さいってこと?
色々思いを巡らせてるうちに3分くらい経ったと思います。
十分お腹一杯になると針をスポンと抜いてまっすぐ出口に向かって飛んで行きました。
蚊ってあんなにまっすぐ飛ぶんだ。刺されたところは普通に痒かったです。😅でもあまり腫れなかったかも?
不思議な体験。。。
生涯に一度くらいはこんなことがあってもいいのかなと。
明日はどうなるのでしょうか。