創作カリンバ工房の活動の様子をご紹介 RSSフィード

工房日記 Let’s fly together

2024年12月06日(金) 22:36:16 更新

■2024年2月の投稿[4件] ( 4

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イベント,カリンバ製作 〔358文字〕 編集

No.300 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた その3完成!】

さっき出来ました💦

キーの本数は23本。うち真ん中の5本は共鳴用で弾きません。
使ったピアノ線の太さは1.6〜3.0mmでした。全部をほぼ同じ厚みに鍛造する必要があります。
音域はD♭2〜F#6低音と高音の限界にチャレンジした特殊チューニングです。
真ん中の共鳴キーはタンザニアの叡智。イリンバなどに見られる技法です。

今回のイベントではチューニングのお話をさせていただくことになっているので、
その辺りも詳しく説明したいなと思います。

この楽器は明後日からのイベントに持っていきます。誰でも試奏可能です。
箱の鳴り方も板の鳴り方とは違った趣があって楽しいですよ🕺

天気予報はまた寒くなりそうですが、皆様どうか遊びにきてくださいね😃
#ギャラリー・チフリグリ
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カリンバ製作, 〔602文字〕 編集

No.299 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた その2】

今日は小雪がちらついたりしていますが、ここ数日はとても暖かくて、昨日はハウスの室温は最高でなんと32度🌺
軽装で仕事ができるので仕事がとてもはかどるのですが、ちょっと戸惑いを覚えます。
畑にも久々に顔を出して見たら、テントウムシたちが陽気に誘われて日向ぼっこしてました😊
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さて、箱カリンバ。
私の今までの作品は一つ一つの音がしっかり独立して聞こえ、余韻が長い音を作る傾向があったのですが、
もっと音がふわっとして、引くたびに隣のキーもなっちゃうようなそんなのが出来たらいいなと考えています。
それを実現するような駒の構造としてタンザニアのイリンバを参考にしているんですが、あれらと同じような金属素材って
案外探しても見つからないんですよね。。。

そこで目をつけたのが打ち損じたキー。ピアノ線なのでとても丈夫です。
これを平たく鍛造して駒が作れないかなと思いつきました。
去年作ったクロマチックの打ち損じが結構あるので、これらをリサイクルできるから一石二鳥!
3.5ミリを平たく打ったら1x5mmのピアノ線フラットバーが出来ました。
適度にしなやかで丈夫。これはいけるかも。木材と当たる面はヤスリで丹念に直線に仕上げます。

L字に曲げるのが難しかったです。曲がるは曲がるのですが、精度を出すのが難しい。
なんかうまい方法ないかな🤔
さらに続きます。
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カリンバ製作 〔631文字〕 編集

No.298 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた】

最近はアエルでいただいた受注の作品を手がけておりますが、
その合間々々で新しい可能性も探っています。
いや、正確には新しくはないのですが、自分の中で一回りして、新しく捉え直しているという感じなのです。

近年の私の作品は主にソリッドタイプというか、厚めの板にキーを取り付けるスタイルでやって来たのですが、
また初期の頃に作っていたホロウタイプ(ボックスタイプ)を作ってみたくなったのです。

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先日のチフリグリさんでのイベントに私が生涯初めてこさえたカリンバを持ってって鳴らしているうちに
「ああ、この不安定な、箱のなるままに任せる感じってよかったよなぁ」って思い出したんですね。
自分がカリンバを作って弾いて、純粋に楽しかった時間を過ごしたことを久しぶりに思い出したんです。

20年超カリンバを作っているうちに、いつしか「売るからにはいい音でなければ」と思うようになり、
また自分なりに「いい音とは、喜ばれる音とは、こういう音だ」と定義して、
それをものにしようとコントロールするようになりました。

それはそれで技術の向上という意味では大切なプロセスだったのですが、
別の角度から見ると、自分の思い込みに自分で窮屈を感じてたりもするなという気持ちが湧いて来たのです。

流れに任せて作ったらどんな楽器ができるだろう?

次回のイベントでお披露目できたらいいなと思います。

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お楽しみに。自分も楽しみだったりします😉

〔646文字〕 編集

No.297 by Icon of shinji しんじ

【チフリグリ店ご来場御礼・低刺激ニスの挑戦】

今日は立春。自宅のプランターにこぼれ種のレタスが芽を出してました。🌱✨😊
そろそろ春蒔きのタネいけるかな?

先月のチフリグリ店ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
また、今月も開催しますが、色々曜日を変えてやってみたいと思っておりますので、
今回起こしになれなかった方も、是非ともお越しになり、カリンバをお手にとって弾いてみてくださいね。
次回は2月22日(木)と23日(金・祝)に開催いたします。

内容も色々バリエーションをつけていきたいです。
今回のイベントでもお客様から示唆に富んだご意見をたくさんいただきました。
一度にたくさんの事は実現できないけれど、少しずつ何かが作品の中に反映されていくのが作っていて感じられます。
それは必ずしも具体的なご意見ではなくても、楽器が手の中でなった時の表情であったり、
喜びの声であったり、色々です。

関係しあって、楽器が成長していくのがとても楽しいです。
みんなのカリンバを合作しているのかなって思います。

**********

さて、イベントも明けて、またニスの実験に戻った私。。。
なんとなく綺麗に塗るコツがつかめて来ました。
やはり乾くのが速いのですが、ただ単純にニスを染み込ませる布の厚みを増してやるだけでも塗りやすくなる。
また色々やってみます。

写真はカバ材で作ったチューニングバーに塗ったところ。
なんかこういうお菓子ありそう。😋

#ギャラリー・チフリグリ

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