創作カリンバ工房の活動の様子をご紹介 (RSSフィード)
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2024年12月06日(金) 22:36:16 更新
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〔765文字〕 編集
2021/07/15 (Thu) 18:00:45 No.80 by しんじ
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バンド演奏と土砂降りの音で、かそけきカリンバの音色はなかなか前面に躍り出ることができない中でも、
これらの存在を拾い上げてくれる方々が多数おり、本当に嬉しいことでした。
中でも、とても印象に残ったエピソード。
1階入り口付近でカリンバを展示していたのですが、興味を持ってくれてずっと弾いたり眺めたりしていた少年が
「こっちのを弾くと、こっちのが勝手に鳴る!」って教えてくれたんです。
すると持ち寄ったフライングのうち2台それぞれに同じ音程のキー(たまたまかなりの精度でチューニングが一致してたんだと思います。)
同士が共鳴していて片方のを弾くと、もう片方が見てわかるくらい勝手に振動していました。
なんという観察力!君の様な人を待っていた!もう全部持って行ってよし!
と言いたい所をぐっとこらえなければならないくらい嬉しかったです。
思えば私自身が、カリンバに「共鳴」して20年も経ってしまった。
時間空間をはるかに超えてカリンバに触れて「共鳴」していく。姿カタチを変えながら誰かの手を通してこの世に現れる。
不思議ですね。。。楽器は生きている。音楽も生きている。
夕方からはピアニスト浅野託矢さんのライブ。その中でピアノ型カリンバ「ポロン」を演奏していただきました。
浅野さんのライブは、正しい弾き方も正しい聴き方も定義しない、とても自由な空間を提供してくれます。
雨音と子供らの声とピアノとカリンバが、梅雨明け前の湿った空気の中でゆっくりと溶け合っていくのを感じました。
二度と再現されない音楽。それはバンドだろうと、アコースティックな独奏だろうと同じ事なんだけど。
頭の中で始まりに戻り、それぞれに、これでよかったんだなぁとか思ってみたり。
お昼のパスタがうまかった。
#うらにわアトリエ