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工房日記 Let’s fly together

2024年04月18日(木) 12:00:32 更新

■カテゴリ「カリンバ製作」に属する投稿(時系列順)[105件](4ページ目) ( 105

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カリンバ製作 〔250文字〕 編集

No.231 by Icon of shinji しんじ

【一滴々々💧✨】
先日作ったフィルター立てはなんとか役に立っています。👍

なぜフィルターを瓶の中に仕込まなければならないか?
ニスはアルコールが溶剤になっていて、とても乾きやすいからです。
瓶の中で密閉された状態で濾過することで、
乾いたニスでフィルターが詰まるのを防いでいます。

不純物を含んだニスはゆっくりと濾過されて
琥珀色のとても澄んだニスになって
溜まっていきます。

とろりとしたニスが滴る様子はいくら見ていても飽きないです。。。
私は時間が許すなら多分終わるまで見てられるかも😳

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日々のこと,カリンバ製作 〔264文字〕 編集

No.238 by Icon of shinji しんじ

【きてますきてます】
花粉が今年は多いですね。。。😭
昨日車の助手席に乗っけられてふと道路脇の雑木林を見たとき、すごいのを見てしまいました。
針葉樹のとんがり三角の樹形のてっぺんから、煙突の様に上に向けてスーッと一筋の煙が出てるんです。
きっとあれが杉の花粉なのだ。。。
よくテレビなんかで枝がバサバサいって黄色い粉がバー見たいなのではなくて、空に向けてまっすぐ立ち上ってました。
今日は夕方から雨だそうだから、少し空気が洗い流されるといいなと思います。
仕事はうちでやってました。今日は墨付け。巣篭もりで、コツコツやります🤓

カリンバ製作 〔456文字〕 編集

No.242 by Icon of shinji しんじ

【不思議な現象】
ここ数日はずっとステンレスの平棒を直角に削る作業をしていました。
たくさんあるので大変ですが、たくさんやると上手くもなるし、色んなことに気づき始めます。
特に不思議だなと思ったことをご紹介します。
平棒を大きな万力でくわえて先端をちょっとだけ出した状態でやすりをかけるのですが、
短くくわえると上手く削れず、なんだか斜めになってしまうのです。
なんで短くくわえるかというと、ある長さ(具体的には5ミリくらいかな)突き出して削ると
キーキーとかん高い金切り音がしてうるさいからです。
それで短くくわえていたのですが、たまたま、逆にそれより長くくわえて削った時にとても
素直に削れるんですよね。力の加減で面の角度もコントロール出来る。結局写真のように
くわえた時がベストでした。不思議!😲

多分ですけど、短くくわえた方は、耳に聞こえないくらいの高い周波数の振動を振動をしていた
のかもしれないです。
そしてその振動がやすりのかかりを邪魔していたのかもしれない。確かめようもないんですが。。。


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日々のこと,カリンバ製作 〔415文字〕 編集

No.246 by Icon of shinji しんじ

【静電気ビリビリ】
昨日今日は雨でしっとりした空気です。良いですね。🌧
冬と違って今時期は曇っている方がハウスが熱くなり過ぎず、とても助かる。。。
その前までは空気がすごい乾燥していて静電気がすごかったです。
面白い動画が撮れたので、アップしようと思っていたのでした。
おがくずをこばむゴミ箱
鉋と削っている木材の間に摩擦電気が発生して、
ゴミ箱に溜めていたら電気が蓄えられてとうとうはじかれてしまうようになりました。🤣
乾燥の時期は電動工具や掃除機もすごい静電気です。手動の工具ですらこの様子ですからね。
静電気はなかなか侮れなくって、粉塵に引火したら大変なので、必ずアースするようにしております。
静電気がひどいと体もなんだかザワザワしてきます。⚡️
こんな時はアーシングだ!
畑に行ってしゃがんでいるとちょっと楽になってきます。
今時期は野菜やハーブやその他いろいろの花が一杯。虫達の様子を観察したりして一息入れます。

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カリンバ製作 〔374文字〕 編集

No.251 by Icon of shinji しんじ

【リフレッシュ】
今日は雨🌧連日室温が40度ぶっちぎりだった作業場も今日はとても涼しかったので、
いいタイミングと思い作業台の天板を平面出ししました。ついでに大きい鉋2丁の台直しも兼ねて。
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この作業台は工房始まった当初から使っていたのですが、
ここが決まるまでの数年間、実家の倉庫に置いておいてもらっていたもの。
GWに引き取ってきて、1ヶ月くらい経ってるし、そろそろこの環境にも馴染んできたろうから、
修正してもいいかなと思いました。
ガタガタかなと思ったらそうでもなかったです。真ん中が1ミリ弱へこむように全体が反ってたぐらい
だったので楽でした。
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前に使ってた時の塗装のはねたのや細かい傷を見ると、当時をちょっと思い出したりしましたが、
削ってリセット。ツルツルピカピカになりました。✨
ここからどんな作品が生まれるのか、楽しみです。

カリンバ製作 〔401文字〕 編集

No.259 by Icon of shinji しんじ

【新作制作開始!】
新しい板が来ました。今回はホワイトアッシュという木材です。
前回のエンジュも綺麗ですが、残り少なくなって来ました。
色味の違うもので、カリンバに適したものというところで、これを選んでみました。
立派な板です。大事に使うからね。合掌。

新作に向けて早速切り出して、楽器の寸法より大きめにカットします。
板は切り出すと、ストレスを解放してまた変形します。
なので、それを見越して大きめにカットし、時々様子を見て削るのです。

買ったばかりの板は表面がザラザラですが、自動カンナをかければこの通り。
出来上がりをイメージしてワクワクしております😉

エンジュのものも出す予定。今回は新モデルを発表します。それはまた追ってご報告しますね。
それから、だいぶ間が空いてしまいましたが、秋頃に今年のメンテナンスキャンペーンを企画しております。
それも詳細決まりましたら、またご報告します。
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カリンバ製作 〔640文字〕 編集

No.277 by Icon of shinji しんじ

【ドリルチャック替えて分かったこと】

長年使っていたボール盤のドリルチャックを替えてみました。
ネットでよく「精度のいいチャックにしたら、軸ブレがなくなった!」って感じの記事を見かけてたので
前から気になってたんですよね。
木に穴を開ける場合って木目の凹凸も相まって、割にイナしながらドンピシャを狙うものなのかなと
勝手に思ってのですが、精度が良ければ良いに越したことはないはずなので、買っちゃいました。

うちのボール盤に合ったのはこれ。地球印というメーカーのもの。
取り付け部分には何種類かの規格があるらしいです。
チャックは前よりちょっと大きくて、以前はドリルの最大取り付け直径8ミリまでだったのが13ミリまでいけます。やった!

ワクワクで早速ジグづくりに使ってみる。心なしか切れ味まで上がったような気がする。
穴は当たり前に空くのですが、何というか、加工中のストレスが減った感じ?

色々なビット、ドリルで作業しているうちに分かったのは、ザグリ(フォスナー)ビット系の軸の長いやつの
元々の精度が良いのと悪いのの差が歴然としてきました。
ちゃんとしたやつは、少し回して咥え方を変えても軸がぶれないので、やっぱり本体じゃなくてビットの方だと思う。
ザグリビットも長年使ってるから、無理な力がかかったりしてやっぱり曲がることもあるのかな?🤔
時間があるとき、一本ずつ検証してみたいです。

超硬ブラットポイントなんかはビシッと決まります。良い仕事できると良いな🍀



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カリンバ製作 〔834文字〕 編集

No.282 by Icon of shinji しんじ

【新作デビュー・そして治具の山】

先日のノンフレグランスイベントから当工房の新モデルとしてデビューした作品をご紹介します。

まずは、「オトモQ」
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今まで10年以上に渡って作り続けて来た9本キーのカリンバ「オトモ」の後継機種となります。
メンテナンスキャンペーンやお客様のご意見、作者自身が製作し演奏する中で浮かび上がって来た課題をクリアし、
なおかつ夢と希望を盛り込み、キュートなカリンバになりました💕

そして、「そら」
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かつて当工房が駆け出しの時によく製作していた、しずく型のカリンバです。
原点回帰とも言えますが、色んな製作を経験して、今の自分流でやってみたら、全く新しいカリンバになりました。
しずく型という点だけは共通で、音階や姿・樹種にたくさんのバリエーションを持たせてみたいと考えています。
また、鮮やかに彩色したものもあるのが特徴です。一つのモデルではありますが、同じものは一つもないくらいに
バリエーションをつけたいです!

サイトでのご紹介がまだ間に合ってなくてすみません。イベント等で展示する事もあるので、
もしご来場できる方はぜひ手にとってご覧いただきたいです。


どちらのモデルもジンバブエのムビラのように、一枚板を彫り出して本体を作っています。
構造的にとても丈夫で、音もよく伸びるのです。アフリカの叡智だ。✨

ルーターという電動工具を使って彫るのですが、工具だけでなく、彫りの形に合わせた彫り型というか、
治具を使って彫ります。昨年発表したpepiというモデルから頻繁に使っています。
今この彫り型が、増えすぎて大変になって来ました😅
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大小形も様々、特にそらちゃんは色々変えてみたくなって、実験で作ったりしてるうちに写真のような
4つ足の奴らが工房内に山になっています。。。

今後も増える予定なので、もう少し汎用性の高い治具を開発したいです。
4つ足は共通で型の部分だけ取り替えられる、みたいなのがいいんだけどな。🤔

カリンバ製作 〔647文字〕 編集

No.285 by Icon of shinji しんじ

【メタルローーーーーック!】
強そうな名前の接着剤を見つけました。その名も「メタルロック」!🛠
ネジ・リベット・溶接に変わる構造物接合に、とあるぐらいかなり本気な金属用接着剤です。
治具を作っている時にどうしても欲しい形の金具が見つからなくて、困っていたのです。
しかし金属加工は結構大変。溶接はおいら無理だし😓。
色々ウェブ上で探しているうちに、金属用接着剤の文字が。物は試しと購入した次第です。
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今回欲しかったのは板付ナットのような形状で、サイズがM6。M8以上じゃないと無いので、
四角ワッシャーとフランジナット(セレートなし)で接着自作に挑戦しました!
成分は変性アクリル樹脂というもの。2液だけどエポキシじゃないんだ。。。
 202311221938091-shinji.jpg
A剤は透明だけどB剤は真っ黒なのが特徴的です。そして、硬化時間がエポキシより短い。
冬でも混ぜた後10分以内で固まっちゃいます。4組作ろうとしてたのですが、
あんまり丁寧にやっているとすぐに固まる兆候が。急げ💦
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なんとか完成。確かにかなり丈夫です!すごい!
瞬間接着剤みたいに衝撃でパーンと外れちゃう感じもなければ、
エポキシみたいに長い時間かかるストレスでメリッと剥がれるみたいな感じもない。
今回はパーツ同士を引き離す方向には使わないけど、そういう用途でもいけるんじゃないかと思ってしまいました。
真っ黒なので、見た目的に楽器の見える所にはちょっと使うの厳しいですけど、
治具やテストカリンバ用ならじゃんじゃんイケそう。アイデア膨らみます👍✨

イベント,カリンバ製作 〔659文字〕 編集

No.286 by Icon of shinji しんじ

【フライングカリンバ製作中!&ワークショップのご案内】

めちゃめちゃ寒くなったり、ポカポカ陽気だったり、天気は目まぐるしく変わりますね。
そんな激しい天候にも負けず、工房ではここ数日フライングカリンバを増産中でした。💪

フライングカリンバは工房の中でもしずくちゃんがプロデュースしているイベント用カリンバです。
なので、今回おいらはサポート役😉製作のほぼ全ての工程をしずくちゃんがこなします。
キー打ちもやります。バシバシとハンマーを振るう様子をパチリ📷
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フライングの製作は不定期なので、「久々でうまくいってるか心配。。。」といってましたが、
なんのなんの。パーフェクトな打ちっぷりです。
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本体のペインティングも終わり、明日か明後日くらいには完成しそうです。
どんな絵柄かは今は内緒✨今後のイベントでお目見えしますのでどうぞお楽しみに!

日が迫ってますが、
12月3日、ダンサーの佐藤有華さんとのワークショップ
『旅するからだ企画第一弾!〜カリンバ×身体表現ワークショップ〜』
にて、この新しいカリンバ達が使われます。
カリンバを鳴らして、感じたことを、体の動きで表現してみる。
アットホームな雰囲気のワークショップになりそうですが、
思いもよらないクリエイティブなあなたに出会えるかも。🌱
詳細・お申し込みはこちらです↓(facebook イベントページへリンク)
https://fb.me/e/1BAsMB1vx
是非一緒に楽しい時間を過ごしましょう!

#身体表現 #フライングカリンバ #佐藤有華

イベント,カリンバ製作 〔345文字〕 編集

No.290 by Icon of shinji しんじ

【もうすぐ冬至】

日が落ちるのがとても早いですね。5時にはすっかり真っ暗です🌌
最近は年末年始の仙台アエルの出店に間に合うよう絶賛キー鍛造中です💪
明るい方がキーをまっすぐ打ちやすいので、日の出ている時間がとても貴重です。

さて、今度の冬至は、当工房のカリンバライブをさせていただきます。
昨日は晩翠画廊にてサウンドチェック。

雨でとても寒い日だったのにもかかわらず、越後しのさんの個展はお客様がひっきりなしでした。
冬をテーマにした今回の個展、どれもとても可愛らしい☺️
しのさんの絵と、タカハシユウコさんのこれもまた夢が膨らむ冬のオブジェに囲まれて
演奏会を行います。予約不要なので、どうぞお気軽に足をお運びください。

#越後しの #タカハシユウコ #晩翠画廊 #六花の旅路
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イベント,カリンバ製作 〔1079文字〕 編集

No.296 by Icon of shinji しんじ

【フレグランスフリーのニス?・いよいよ明日!】

工房では楽器ニスとして、バイオリンに使われるアルコールベースのニスのレシピをカリンバ用にアレンジして使っています。
バイオリンニスの名残として、溶媒にエタノールとスパイクラベンダー油を混ぜたものを使っています。
スパイクラベンダー油は文字通りスパイクラベンダーという植物から精製した油で、ラベンダーよりスッキリした香りを持つ揮発性の高い油です。
画材用として販売されています。

去年はフレグランスフリーイベントを初めて開催し、色々な話を伺ってるうちに、そういえば結構匂いの強いこのラベンダー油を
抜いたらどうなるのかな?と思い、フレグランスフリーというよりはラベンダーフリー?なニスを試作して見ました。

もともとなんでラベンダーを入れるのかというと、アルコールだけだとニスの表面が優先的に乾いてしまい、結果塗膜内側の乾きが悪くなるのだそうです。

しかし、工房の場合は塗ってもせいぜい2回くらいで、バイオリンの様に何層も塗り重ねてテカテカにすることはないので、あまり変わらないのでは?
という思いもあったので、一度は試してみてもいいなと思ったわけです。

ちなみに、ラベンダーの香りは塗った直後は香ってますが、ひと月くらいでだいぶなくなり、1年もするとほとんど分かりません。

とはいえいきなり販売用の楽器で試すのは慎重になり、チューニングバーと自宅の楽器のオーバーホールでちょっと修正用に試し塗りしてみました。
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やはりすごい乾きが早くて、手早く伸ばさないとムラになっちゃう。😓
光沢に関しては同じくらいかな。。。でも奥行き感がちょっとだけ減ったかも。これはもっと工夫がいるかも。
音色がどうなるかは、楽器を組んでみないとわからないです。テスト機を作れたら、また後日レポートします。
いずれにせよ選択肢が増えるといいですよね。🌱

さて、創作カリンバ工房チフリグリ店、いよいよ明日からです!
新作ご用意できましたので、今年初のお披露目です。
両日色々な工房製カリンバに触れ合うことができます。カラフルなフライングカリンバも弾いていただけます。みんなで弾くと楽しいです!
明日は私が生涯初めて作ったカリンバを持って行ってみようと思います。☺️
カリンバについてみなさんと色々お話ができるの楽しみです。
また、日曜日は実演として旧作オトモのワイヤー張りを実演しようと思っています。カリンバの構造に興味ある方は面白いかもしれません。
寒いですが、もし良かったら遊びに来てください。

#ギャラリー・チフリグリ

カリンバ製作 〔631文字〕 編集

No.298 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた】

最近はアエルでいただいた受注の作品を手がけておりますが、
その合間々々で新しい可能性も探っています。
いや、正確には新しくはないのですが、自分の中で一回りして、新しく捉え直しているという感じなのです。

近年の私の作品は主にソリッドタイプというか、厚めの板にキーを取り付けるスタイルでやって来たのですが、
また初期の頃に作っていたホロウタイプ(ボックスタイプ)を作ってみたくなったのです。

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先日のチフリグリさんでのイベントに私が生涯初めてこさえたカリンバを持ってって鳴らしているうちに
「ああ、この不安定な、箱のなるままに任せる感じってよかったよなぁ」って思い出したんですね。
自分がカリンバを作って弾いて、純粋に楽しかった時間を過ごしたことを久しぶりに思い出したんです。

20年超カリンバを作っているうちに、いつしか「売るからにはいい音でなければ」と思うようになり、
また自分なりに「いい音とは、喜ばれる音とは、こういう音だ」と定義して、
それをものにしようとコントロールするようになりました。

それはそれで技術の向上という意味では大切なプロセスだったのですが、
別の角度から見ると、自分の思い込みに自分で窮屈を感じてたりもするなという気持ちが湧いて来たのです。

流れに任せて作ったらどんな楽器ができるだろう?

次回のイベントでお披露目できたらいいなと思います。

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お楽しみに。自分も楽しみだったりします😉

カリンバ製作, 〔602文字〕 編集

No.299 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた その2】

今日は小雪がちらついたりしていますが、ここ数日はとても暖かくて、昨日はハウスの室温は最高でなんと32度🌺
軽装で仕事ができるので仕事がとてもはかどるのですが、ちょっと戸惑いを覚えます。
畑にも久々に顔を出して見たら、テントウムシたちが陽気に誘われて日向ぼっこしてました😊
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さて、箱カリンバ。
私の今までの作品は一つ一つの音がしっかり独立して聞こえ、余韻が長い音を作る傾向があったのですが、
もっと音がふわっとして、引くたびに隣のキーもなっちゃうようなそんなのが出来たらいいなと考えています。
それを実現するような駒の構造としてタンザニアのイリンバを参考にしているんですが、あれらと同じような金属素材って
案外探しても見つからないんですよね。。。

そこで目をつけたのが打ち損じたキー。ピアノ線なのでとても丈夫です。
これを平たく鍛造して駒が作れないかなと思いつきました。
去年作ったクロマチックの打ち損じが結構あるので、これらをリサイクルできるから一石二鳥!
3.5ミリを平たく打ったら1x5mmのピアノ線フラットバーが出来ました。
適度にしなやかで丈夫。これはいけるかも。木材と当たる面はヤスリで丹念に直線に仕上げます。

L字に曲げるのが難しかったです。曲がるは曲がるのですが、精度を出すのが難しい。
なんかうまい方法ないかな🤔
さらに続きます。
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イベント,カリンバ製作 〔358文字〕 編集

No.300 by Icon of shinji しんじ

【箱モノが作りたくなってきた その3完成!】

さっき出来ました💦

キーの本数は23本。うち真ん中の5本は共鳴用で弾きません。
使ったピアノ線の太さは1.6〜3.0mmでした。全部をほぼ同じ厚みに鍛造する必要があります。
音域はD♭2〜F#6低音と高音の限界にチャレンジした特殊チューニングです。
真ん中の共鳴キーはタンザニアの叡智。イリンバなどに見られる技法です。

今回のイベントではチューニングのお話をさせていただくことになっているので、
その辺りも詳しく説明したいなと思います。

この楽器は明後日からのイベントに持っていきます。誰でも試奏可能です。
箱の鳴り方も板の鳴り方とは違った趣があって楽しいですよ🕺

天気予報はまた寒くなりそうですが、皆様どうか遊びにきてくださいね😃
#ギャラリー・チフリグリ
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