工房日記 Let’s fly together
2024年12月06日(金) 22:36:16 更新
■ ( 310 件 )
2021/10/13 (Wed) 14:32:45 No.106 by しんじ
どうやってカリンバを知ってもらおうか、色々工夫しておりますが、
こんなのをやってほしいというリクエストがありましたら是非ご意見お寄せください。
✨もうすぐ新作をお披露目します!✨
今年頭から開発していた新しいモデルをもうすぐ発表したいと思います。
2種類あります。
一つは18キーで最初はダイアトニック音階のものを出そうかと思っています。
なので音域は2オクターブと少し。色々弾ける曲が増えると思います。
しかし単に曲を弾くだけでなく、思いのままに弾いても気持ちの良いフレーズがなる音配列が特徴です。
カリンバの未来を見据えた作品。
もう一つは、フライングカリンバプロジェクトからフィードバックを得た、選りすぐりのモデル。
カリンバを弾く体験そのものを味わう7キー。
色、音、形、カリンバの常識になりつつあるスタイル全てに疑問を投げかけ、
「結局カリンバってなんだ?」カリンバに問いかけ、カリンバに問いかけられる作品となりそうです。
どちらの作品も、今現在工房を持てない彷徨えるカリンバ工房が知恵と技術と想像力を駆使した力作です。
お楽しみに😉
#[カリンバSA] #フライングカリンバ
〔144文字〕 編集
2021/10/01 (Fri) 14:56:27 No.104 by しんじ
雨音の中で即興をしてみる。カリンバの音に
自然の音の「サー」とか「ザー」とかいう感じの周波数の高い音が混ざると
眠くなるような、落ち着くような気がします。
mp3試作品即興03:00(5.9MB)
#即興演奏 #冷蔵庫イラストシリーズ
2021/09/24 (Fri) 16:33:31 No.101 by しんじ
新モデル試作品にて、即興をやってみました。
mp3試作品即興03:32(6.8MB)
音の伸びがだいぶ良くなって来たので、ジージー(ノイズ発生装置)も開発したくなって来ました。。。🤔
#即興演奏
2021/09/13 (Mon) 20:05:35 No.98 by しんじ
さて、昨日はカリンバSAにお越し頂き、ありがとうございました。
昨日の目玉はフライングカリンバを雫(水滴)が鳴らすという実験をしました💧🎶
準備がちょっと遅くなってしまい、早く来てくださったお客様が見れなかったので、動画をアップしました。
また、興味のあった方も、是非ご視聴ください。
もうすぐお彼岸、暑さもそろそろ終わるでしょうか。。。
また来月もどうぞよろしくお願いいたします!
#フライングカリンバ #[カリンバSA]
2021/09/09 (Thu) 23:09:16 No.96 by しんじ
ちゃんと数えてないけれど多分30台くらいは作ったと思います。
作るたびにいろんなアイデアを試し、また、作るノウハウもだいぶ増えました。ひみつ道具も開発したり😙。
写真に写っているのは、本体と押さえ棒の間の高さを一定にしたまま針金をしっかり編み込むための治具です。
これで組み上げ時の剛性がアップするので音域を高い方にちょっとだけ伸ばせます。
今日はフライングカリンバで即興をしてみました。トンボの絵の、高めの音程のを弾きました。
mp3夕方窓を開けながら04:25(8.6MB)
#即興演奏
2021/09/07 (Tue) 13:40:02 No.95 by しんじ
mp3即興04:00(8.7MB)
室内での録音ですが、窓を開けて、あえて外の音を入れました。🍃
今日は秋の様なとても爽やかな天気です。今度のSAに備えてオトモのチェック。タモが結構音が育ってました。
軽いので、もともと鳴りが良かったのですが、パーツが馴染んでさらに余韻もプラス。
フライングも新しい試みを考えていますので、是非遊びに来てくださいね😉
#即興演奏#[カリンバSA] #フライングカリンバ #オトモ
〔360文字〕 編集
2021/09/04 (Sat) 18:43:09 No.94 by しんじ
もう工房を手放して、一人で小さいアパートに暮らしていたのですが、いつかはまた活動できるだろうと思って楽器は手元に置いておりました。
1LDKで壁が薄く、近所を考えるとカリンバすらも弾くのが難しい状況だったので、思いついたフレーズは公園で弾いてました。
懐かしい様な切ない様な😅
mp3セミとカリンバ04:15(8.6MB)
録った当初、そんなに良いと思わなかったのだけど、今すっかり忘れた状態で聞くと、なんか面白くて、
というか、自然の中で弾いてたんぢゃないか!と自分にツッコミを入れてしまった。(前の日記で外で弾くのは初めてとか書いてしまったので。。。)
これから時々録ってここに載せてみようかな。。。
2021/09/03 (Fri) 20:49:39 No.93 by しんじ
今回は日曜開催です。今までの土曜日でなかなか来れなかった方、お待ちしております!✨
#[カリンバSA] #フライングカリンバ
2021/09/01 (Wed) 12:52:16 No.92 by しんじ
先日、深沼海岸にフライングカリンバを持って遊びに行きました。宇宙をモチーフにした2台で波を眺めながらカリンバを鳴らす。
砂浜とカリンバ(mp3ファイル1:30-2.3MB)
波音でカリンバはあまりよく聞こえません。でも手の中では震えてるのがわかる。
時折、すっと波音がやむ瞬間があり、瞬間カリンバが浮かんでくる。そしてまた波音に混ざっていく。
そんなのの繰り返しです。
YouTubeはこちら
二人で弾くところは、しずくちゃんがシャイでなかなか映ってくれないので、加工画像だけ載せてみます。
最後のカリンバは偶然出来た二足歩行宇宙人カリンバ。捕獲して遊んでいたら波に気がつきませんでした。
夏の名残。裸足が気持ち良かった。🐾
#フライングカリンバ
2021/08/26 (Thu) 21:40:10 No.90 by しんじ
最高気温33度。でも湿度が低めだったので、なんとか乗り切ったものの、しずくちゃん共々汗だく♨️
鍛造をしている時に発見がありました。
ピアノ線をハンマーで叩いて変形させると、バーナーで炙ってなくてもピアノ線が熱くなるんです。
それも何本もやってると鉄床がじんわりと熱いぐらい。こんな日だから出来た発見でした。
夜の虫がたくさん鳴く様になってきましたね。音だけはとても涼しげな夜。
皆様も熱中症にくれぐれもお気をつけて🍧
2021/08/14 (Sat) 18:32:12 No.87 by しんじ
おかげで熟睡でき、体力も回復してきて助かってはいます。
来週前半くらいまでこの調子のようなので、暑すぎて出来なかった鍛造の仕事をやる計画です。
フライングのキーと、新作用の押さえ棒と駒を準備中。
新しい発想というのは一体どこから来るのでしょうか。
何かカリンバに盛り込みたい機能を、今まで知っているアイデアを色々組み合わせてみても、なかなかそうなってはくれない。
なってくれないからやっても無駄とは思わないけど、大体の工夫は、ふとした拍子に現れる事が多く、
しかもそれが現れる事はコントロール出来ないです。
色々やってみて、待つしかないのかな。
ところで、カリンバSAなのですが、都合により8月は出来なくなりました。ごめんなさい!
来月9/12(日)に開催予定です。よろしくお願いします😌
#[カリンバSA]
〔405文字〕 編集
2021/08/13 (Fri) 13:19:02 No.86 by しんじ
たくさんのご縁、たくさんのおもてなしをいただきとても充実した時間を過ごさせていただきました。
6月に千厩在住のアーティスト、加藤鉄平さんの個展に伺ったご縁で、アトリエ付近の林の桜の木に
カリンバを吊るしました。それぞれのカリンバにもビーズのペンダントがついているので、
それがバチになってカリンバのキーを叩きます。大自然にカリンバを弾いてもらおうという試みです。
構想はあったのですが、初めなかなかうまく音がなってくれなかった。
しかしその日出会った皆さんが色々気づき、知恵と力を出し合って音が鳴りました。
全く思いがけないやり方でした。一堂しばしその音、光景に見入る。
言葉を尽くすほど、ずれていってしまいそうで怖いのですが、一つ言うとすれば有難いなぁと言う感じでした。
またどこかでやってみたい。
#フライングカリンバ #千厩
2021/08/01 (Sun) 17:29:56 No.83 by しんじ
さて、昨日はお暑い中、カリンバSAにお越しいただきまして本当にありがとうございました。
この企画を毎月待っててくれる方も、偶然やってて寄ってみてくれた方も、出会いに感謝であります。
また、毎月我々にスペースを貸してくださるCafeこもれび様、本当にありがとうございます。
イベントを開催するたびに何かしらの発見があります。
初めてカリンバに触れる方の何気ない一言、音を聞いた時の表情、一つ一つが宝物に思えます。
最近の我々の中の疑問として「カリンバは本当に単なる楽器だろうか?」と言うのがあります。
SAに初めて来てくださったお客様には「アフリカの民族楽器です」と説明するのですが、
フライングカリンバに至ってはアフリカっぽさはおろか、いわゆる楽器っぽさも敢えて曖昧な作品として発表しております。
なぜかと言うと、長年カリンバを作って来ると、カリンバの根っこというかそれを形作るエネルギー源として
カリンバ→楽器→音楽を奏でる道具という根っこ一本では豊かに葉を茂らすどっしりとした木の様な作品にならない
様な気がしているからです。言葉にならない(なり得ない?まだなってない?)たくさんの根っこを感じたいなと
思っています。
カリンバはもっと分類し得ない、何かの様な気がしてならないのです。
分類不能なものと遭遇した時、人はそれを認識しうるのでしょうか?
#フライングカリンバ #オトモ #[カリンバSA]
〔633文字〕 編集
2021/07/28 (Wed) 16:30:40 No.82 by しんじ
僕はといえばこのところ、ずっと楽器の開発で頭がいっぱいでした。しかしなかなか上手くいかない。。。
2オクターブくらいで、濁りの少ない音のクロマチックを作ろうとしておりました。
方法としては、駒ーおさえ棒ー枕木は横に一本のセットの、いわゆる普通のカリンバで、
キーの音程配列で濁りを減らす計画でした。
2オクターブなので12+12+1=25本のキーをセットするところまでは行ったものの、鳴らしてみると
なんだかぼやけた音色になります。一本鳴らすと他のキーにちょっとずつエネルギーが持っていかれてしまいます。
1:24なので、だいぶ持っていかれる。
これがペンタトニックなど、調和する音階ならば持っていかれたエネルギーも音色の一部として聞こえるし、
楽器の個性にもなるのですが、半音ずつ違う音の塊がいつも雲の様になっている状態はあまり美しいとは言えませんでした。
一台にあまり近い音を詰めるのもダメ、かといってあまり習得の難しい並びも考えものです。。。
ちょっと発想を変えていくしかないですね。
そうこうしているうちに次のSAの告知が遅くなってしまいました。😱まってたみなさまごめんなさい!
今月もやります。今週土曜日の7/31日です。明日はオトモの定期点検もしなくちゃ。音もだいぶこなれて来ましたよ。
Cafeこもれびに避暑がてら、カリンバの澄んだ音色はいかがでしょうか?
ぜひ遊びに来てください。🌻
2021/07/20 (Tue) 18:47:45 No.81 by しんじ
さて、工房では新機種の開発をやっておりました。
今年はオトモの製作の合間を縫って色々図面を描いたりしてたのですが、いよいよ形に出来るところは形にして行こうという事で
いろんなカリンバを組み立てております。
とは言っても、なかなか思った様な音にはなりません。どんなに力作でも、ダメなものはダメの世界です。
機能と音色の両立は難しく、思いを詰め込んだ図面からは音は出ませんから、作ってみたら全然想定外でがっかりもしばしばです。
そんな中でもたくさんの気づきはありますが、なんとか形にしたい。
うまく言えないのですが、感じとしては触れているうちに音楽が次々溢れてくる様な、どんな音が重なっても美しいなと感じれる様な
そんなのを目指しております。
試行錯誤の日々です。。。
飽きてすぐ辞めちゃうかと思ったけど、続いたなぁ。偉いなぁ自分。
今日は新モデルの在庫用本体の制作の続きでした。
面取りまで完了し、明日はニス塗装です。金物はもう作ってあるので、今回は気持ちにゆとりあり。
次回のSAに間に合うかも。😉
この本体はムビラ、ニュンガのように厚板を彫り出しているように見えますが、板部分と縁の補強部分は別板で、接着でこの形になっています。
木口から見るとよくわかりますが、気候変化による木の動きに耐えるよう年輪の方向は可能な限り合わせています。
無垢板か接着かは、私はあまりこだわらずに両方ともリリースしていく予定です。
木材も年々貴重になっているので、有効に使える方法をその都度選ぶ感じです。