工房日記 Let’s fly together
2024年12月06日(金) 22:36:16 更新
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2021/07/14 (Wed) 17:56:16 No.79 by しんじ
道端で見かけたそれに、夏の日差しがもうすぐなことを期待しつつお仕事してます。
このところはフライングカリンバの組み立てと、前から計画していた新モデルの試作品を手がけておりました。
貴重な晴れ間を利用してニス塗りなど臨機応変にやってました。
さて、先の日曜日、うらにわマルシェでは大変お世話になりました!我々カリンバ工房はまたもや2階をお借りして
フライング七夕バージョンを展示。遊びに来てくださった皆様本当にありがとうございました。
参加して皆さんとお話しするたびに活動のヒントをいただけた様に感じております。
その一つに「ワークショップはやらないの?」とのご意見が。
ただ弾くだけではなく作ってみることは楽器との関わりの深さ、喜びがまた一味違ってきて、素晴らしい体験になることは間違いないです。
ですが。。。結構難しいです。ちゃんと音のなるカリンバを作るのは。
かつて製作キットを徹夜で作ったり、缶カリンバを作るワークショップをやったら誰も時間内に完成出来なくて全員分手伝ったりとか。
時間・費用・クオリティー等々のバランスをどうにかしたい。
それこそそこが工房の腕の見せ所なのはわかるけど、前2回はかなりめげた記憶があります。
今なら出来るだろうか。。。みんなに「作ってよかった」って思えるマイカリンバが作れる会をやってみたい。。。
この国でカリンバを根付かせるには挿し木じゃなくて種からやらなきゃダメだと感じる今日この頃でもあります。🌱
うらにわマルシェ体験はあまりに盛りだくさんで、普段没交渉な私には消化しきれなく、また明日続き書きます。
ちなみに写真は今日畑に行ったらオレガノが花盛りで、いろんな虫達が食事を楽しんでおりました。
その中でも蜜に夢中だったセセリチョウちゃんをパチリ(byしずく)みんな友達☺️
#うらにわアトリエ #フライングカリンバ
〔522文字〕 編集
2021/07/09 (Fri) 16:44:17 No.78 by しんじ
日時:7/11(日)10:00~16:00
場所:うらにわあとりえ https://uraniwaatelier.com/
・野外ライブ
・日本画ワークショップ
10:30〜16:00
・浅野託矢ピアノライブ
16:30〜
大河原町にある樹々に囲まれた古民家を改修したアートスペース「うらにわあとりえ」
当日は2階をお借りしてオトモの試奏販売と「フライングカリンバプロジェクト七夕Ver.」を展開します🎋🎐✨
加えてミニ「カリンバサービスエリア」として、メンテナンス等カリンバのお困りごとのご相談にも乗ります(メーカー問わず)🔰🔧ℹ
もちろんマイカリンバのお持ち込み大歓迎です!!
オトモは新作が登場!🎉🎉
ひとつひとつ違うオトモを体験していただけます。
あなたのオトモと出会うチャンス!当日は消費税サービスです😁
🌳🎶🐦🌳🦌🎶🌳
野外ライブありワークショップありキッチンカーもやって来る!
お楽しみがいっぱいのうらにわアトリエで、大人も子どもも遊んじゃおう!
皆さまのお越しをお待ちしております。🌼♡(•ө•)♡🌼
#ポロン #うらにわアトリエ #[カリンバSA] #フライングカリンバ #オトモ
2021/07/08 (Thu) 19:06:33 No.77 by しんじ
黒錆はそれ以上進まない、安定した物質なのでそのままでOKなのですが、赤錆は広がるので拭きましょう。
乾いた布やティッシュでキーを撫でるように拭いてあげてください。
でもあまり上から押し付ける力はかからないように気をつけて下さいね。
年数が経つと赤錆は少なくなります。
さて、昨日はうらにわアトリエさんにオトモを納品させていただきました。
展示販売しております。試奏可能です。
また、手にとって音を確かめてもらえる機会が増えました。本当にありがたいです。😃
オーナーの阿部さんは木工家具職人。そして、可愛い「にゃんこけし」の製作者でもあります。
様々な木で作ったにゃんこけし達。。。作品に木への愛情・探究心が溢れています。
製作の話、木の話を聞くのは私もとてもワクワクします。まだまだ知らないことがいっぱいです。
展示販売コーナーは様々の作家さんの作品がひしめき、飽きることはありません。
是非足をお運びください。🌈
#うらにわアトリエ #オトモ
2021/07/05 (Mon) 20:44:28 No.76 by しんじ
数年後の更新の時、どんな風景になっているでしょうか。
時間が半端だったけど、フライングの組み立てを進めました。
少しずつ、仕様を変えてみています。サイズ、ブレイシングの入れ方、駒の固定法などなど。
フライングの全体で言えば、構造のみならず、色、装飾、演奏法、置き方、ありとあらゆるを変えてみています。
目標を決めず、言葉にならない言葉を頼りに出来るがままに作っている。でも何処かへは向かっている感じもしなくもない。
まさに彷徨える(flying)カリンバ工房のflyingカリンバたちです。
#フライングカリンバ
2021/07/02 (Fri) 16:58:39 No.75 by しんじ
楽器のパーツが馴染んでくると、今まで隠れていたキー同士の不要な共振などもはっきりしてきて、それを取り除く作業をしていました。
復帰して2年目。だいぶカンを取り戻してきました。
6月は製作が忙しくてあまり畑に顔を出しませんでした。梅雨の合間の晴れで行ってみたらもう草が大変😓
リヤカーいっぱいに草刈りして帰ってきました。去年は割に空梅雨でしたが、今年はしっとりですね。
夏野菜が上手に育つといいな。
2021/07/01 (Thu) 22:46:46 No.74 by しんじ
ししとうガパオ
作:しずくちゃん
今日は作業場を借りての木工&キー鍛造でした。
昨日の時点で今日の天気は降水確率80%🌧ガレージなのでなかなか作業も厳しいだろうなと思っていたら
作業中は天気がもって、今日やろうと思っていた分は全部こなせました。
しずくちゃんは割に晴れ女率高いです。ちなみに私は雨男です😅
〔577文字〕 編集
2021/06/27 (Sun) 11:52:23 No.72 by しんじ
常連で来てくださる方、初めての方、いろいろお話しできて楽しかったです。
7月も月末に予定してます。お楽しみに!
今回のSAではポロン以前に作った、初代クロマチックカリンバを持って行きました。
新作オトモやフライングの展開で、スタンド付きポロンは置く場所がなさそうだったので、
コンパクトな3オクターブクロマチックを持って行ってみました。
十年以上前に作ったものですが、まだまだいけます。震災以前に名取に工房があった時はこれをメインで演奏しておりました。
私自身も久しぶりに弾きました。ポロンとの一番大きな違いはポロンは共鳴「箱」ですが、こちらは共鳴「板」
になっており、構造がシンプルな分、高い音の成分がうまく空気に放射されます。音の立ち上がりも良いです。
この初代クロマチックを作った後も、いいクロマチックが作りたくて、とにかく良かれと思うものはなんでも取り入れて
ポロンは完成しました。もちろんそれで良かったところもあるのですが、時が経たないと気づかないこの作品の良さも
あるなぁと感じておりました。今度お客様に聴き比べとかしてもらおうかな。
今日はこれからオトモのメンテナンスとウェブサイトの最終仕上げ。いよいよ明日はウェブショップ更新です。
#オトモ #ポロン #ウェブショップ
2021/06/23 (Wed) 23:15:11 No.70 by しんじ
今日はウェブサイト用の写真の編集と楽器につけるタグ作りをしました。
オトモ自体がそんなに大量生産できるものではないので、つけるタグもプリンターで印刷して、一枚一枚手書きでそれぞれの解説を書いてます。
ド・レ・ミ、ド・レ・ミ、、、と書くわけです。
今度のSAでいよいよ新作の発表となるわけですが、
製作者としては、今回以前のは「旧作」とは言ったもののやはり手塩にかけて作ったオトモちゃん(1歳)ですから、
ちょっとそちらもアピールしたいと思います。
品番otm20xxxのものは昨年完成したもので、工房でベストコンディションで保管され、毎月開催のSAがあるたびにメンテナンスをしてきました。
ですので、余韻が長く、音色にも安定感があります。(新作ももちろん最終的にはそうなります。 )
今までウェブショップではドレミは代表的な一台だけしかサンプル音をつけていなかったのですが、今回は樹種の違いや経年の違いをできる限り
お伝えしたくて、全てのドレミシリーズにサンプル音をつけることにしました。ご参考になれば幸いです。
またSAにお越しいただける方はお手にとって、響きの違いを味わっていただきたいです。
#オトモ #[カリンバSA]
2021/06/22 (Tue) 14:01:31 No.69 by しんじ
これは去年角田の道の駅に遊びに行った時にイベントをやっていて、抽選をしたら当たってしまったものです。
買うとこれ1セットが¥4320円!😲いつ食べたものか考えているうちに1年経ってしまいました。
それにしても何年でも保存できそうな位しっかりアルミパックされた乾燥おにぎりと注射器のセット。
説明書によると、乾燥おにぎりに水を注射器でチューと入れてふやかす。そしてパックを開封していただきます。
これは要するに宇宙で熱を使わず調理できるように、また水がその辺に飛び散らないようにという工夫でしょうか。
ともかく水をチューっとやります。。。
すぐ食べれるのかと思ったら水を入れてから1時間待たなければいけないことがわかり、軽く失望する腹減らし二人。
待つこと1時間。。。開封して食べてみます。おにぎりの形はしてないのですね。
でもご飯もシャケもいい感じ。すごい技術🛰
こんなに持つなら非常食にとっておけばよかったとしずくちゃん。もう食べちゃったじゃん😅
今度夜空を見上げて、宇宙ステーションが見えたら、ああ、きっとあのおにぎりを食べて頑張っているんだなと思うことにします。
宇宙空間は生活のあらゆることが大変だろうけど、それを持ってしてもあまりある素晴らしい体験があるに違いないですね。💫
2021/06/18 (Fri) 18:03:28 No.68 by しんじ
無事終わってホッとしています。
とても集中するので、作業中の写真とかは無理でした。
終わった今なら語れるところで、組み立てで一番難しいところをご紹介します。
一番難しいのはやはりこの針金締の両端の始末に尽きると思います。(写真中央のちょっと左寄り)
二本の針金を押さえ棒に巻いて、下の方で針金にぴっちり巻きつけるのですが、この狭い空間で周りに傷をできるだけつけないように、
しかも力強くほどけないように巻くというのが大変です。
あまりないですが、巻きの形が気に入らなかったり、時間が立って緩んだものは組み立て直します。
各パーツが馴染んで微調整をするのにSAまで一週間を確保することができたので、今度のSAでお披露目出来ると思います。
ウェブショップでの発表は今月28日(月)の正午辺りとしたいと思います。
是非一度ご覧ください。どうぞよろしくお願いします。
#オトモ
2021/06/16 (Wed) 19:05:59 No.67 by しんじ
仕事をガンガン進めたくても、自然のリズムにはかなわない。畑のニンニクが収穫待った無しだったので、先日行ってまいりました。
初めてだったのでどうかな?と思ったけど、立派なのが穫れました!食卓に登るのが楽しみです😋
畑のセージは花がそろそろ終わり、今はタイムやパクチーが花盛りです。ハチがパクチーの花粉を集めていました。
ミツバチより一回り小さいハチで、せっせと働く姿がなんともケナゲ🤗今年はあまり、ハチを見ないな〜と思っていたところだったので、元気そうでよかったです。
オトモ全部完成まで、あともう一踏ん張りです!!
#オトモ
2021/06/09 (Wed) 22:25:15 No.66 by しんじ
今日はそれらの面取りのやすりがけなど、細かい作業でした。おかげさまで金属パーツも全て完成。✨
今回は定番ドレミの他、新作コロロイシリーズも出したいと思います。
あとは組み立て→時間をおいて仕上げの微調整となります。が、今は本体のニスの乾き待ちです。
気温が高いので、順調に乾いています。週末には組み立て始められるかも。体調整えておかないと。。。
#オトモ
2021/06/06 (Sun) 18:40:43 No.65 by しんじ
その間に金属パーツの最終仕上げへと続く。。。
完成は6月の末の方になるかもしれません。スケジュール的に今度のSAに持っていけるかはちょっとギリギリまでわかりません。
完成・発表時期は当工房ホームページでも発表しますが、メールでのご案内を希望の方はウェブショップのページ からフォームにてご登録ください。
#オトモ
2021/06/05 (Sat) 22:51:58 No.64 by しんじ
ニス塗り1回目を行いました。当工房の出来立ての作品を買ったお客様からのお問い合わせで「なんだか香水みたいな匂いがする」
とご連絡を頂いたことがあるのですが、これはニスの成分によるものです。
ニスの溶剤としてエタノールを使っているのですが、そのほかにもう一つ「スパイクラベンターオイル」というものも溶剤として混ぜています。
スパイクラベンダーという植物を蒸留して作るらしいですが、ニスの固まり方をゆっくりにするために少し入れております。
エタノールはニスを塗った瞬間からどんどん乾き、今の季節だと一時間もあれば完全に揮発してなくなります。
この時点でニスはベトつかず、もう手についたりしなくなります。
しかし、わずか数%含まれているスパイクラベンダーオイルがゆっくり時間をかけて揮発することで、ニスがゆっくり浸透して
木部のより深いところの模様が浮き出てきます。また、塗装ムラを軽減したり、乾燥中のヒビを防止したりと、メリットが色々あります。
塗ってからひと月もすると香りはすっかり抜けるのですが、ラベンダー系の香りが苦手な方やシソ科にアレルギーをお持ちの方は、
念のため事前にお問い合わせください。明日二回目を塗装します。
#オトモ
2021/06/02 (Wed) 13:18:27 No.63 by しんじ
昨日で難しさの峠を越えて、今朝は本体と小パーツの組み合わせを決めていました。
木の美しさに見とれながらアレンジするのは毎回楽しい仕事。
昼過ぎからは治具を使って接着です。正確にやります。📏
#オトモ
2021/06/01 (Tue) 22:57:29 No.62 by しんじ
とりあえず出来上がりをパチリ。色とりどりのお菓子みたいです😋
各ペアの左が枕木、右が駒。駒には直径2ミリの丸溝が切ってあり、真鍮の棒が乗ります。
#オトモ
2021/05/31 (Mon) 22:09:45 No.61 by しんじ
5/27時点で切りっぱなしの木材は六面整え終わり、この状態です。
本体の方は体力を使いますが、こちらの作業は神経を使います。硬いし、木目は複雑。
ぴったり形をそろえるのは、この後の面取りをまとめて一気にやることで綺麗に、効率よくできるからです。
ひみつ道具を色々使います😎明日は木工の一番難しい所です。よく寝ておかないとね。おやすみなさいませ!🌌
#オトモ
2021/05/27 (Thu) 18:02:45 No.59 by しんじ
なんだか今日は湿気で寒くて、もう梅雨みたいな天気です。今日はオトモの駒、枕木の製作に取り掛かりました。
色とりどりの木はどれも硬く、木目がとても複雑です。木によっては数ミリずつ交互に順目・逆目を繰り返す。それゆえに仕上げた時には波打つような美しさが現われます。
写真はまだ加工前の木。10種類以上あります。今回のロット同士ではこれらと本体が同じ樹種の組み合わせのものはないかもしれません。まさにオンリーワン🌟
2丁あるうちの右のカンナは立ち鉋とか台直し鉋と呼ばれるもので、これを使うと普通のカンナでは荒れてしまう難しい木目を綺麗に仕上げることができます。
刃が台に対して直角に仕込んであるのが特徴です。
#オトモ
2021/05/24 (Mon) 22:42:26 No.58 by しんじ
手前にあるのはエンジュ。エンジュは角度によってきらめきが変わります✨#オトモ
2021/05/23 (Sun) 12:59:42 No.57 by しんじ
月に一回、定期的に開催することで、「前回来れなかったから、今月もあって良かった」とのお声も頂けて、やってて良かったなと思いました。
カリンバ初めての方も、初めての方こそ是非、お待ちしております。
もともとアフリカの楽器ですが、全く知らない日本人の我々がゆっくりと自分達の文化として消化していくのを夢見ております。
見て、触れて、聞いて、何か感じたことをご来場の方々とお話する中に、新しい楽しみというか希望というか、そういったものの種が含まれているような気がします。
来月もやります!😀どうぞよろしくお願い致します。#フライングカリンバ #[カリンバSA]
2021/05/21 (Fri) 16:59:45 No.56 by しんじ
一番手前のはホワイトオークの柾目。虎斑が出ています。縦の導管の一筋々々が年輪です。年輪一本は木が一年生きた証です。
明日は恒例カリンバSA!🌈今回も新しいお楽しみをご用意しております。ぜひお越しくださいね✨
#オトモ #[カリンバSA] #フライングカリンバ
2021/05/17 (Mon) 23:20:48 No.55 by しんじ
これは逆目と言って木目に逆らってカンナをかけると起きる現象です。一枚の板でも部分的に逆目が起きるので
様子を見ながら向きを変えながらささくれがなくなるまでカンナがけします。ビフォア・アフターの写真を載せてみます。
カンナで綺麗に仕上げて、シェラックニスを塗るとうっとりするような木目が現れます。
難しい木ほどダイナミックな模様なので楽しみです。。。
夕方仕事を終わりにすると大きな虹が出ていました。写真には写らなかったですが、2・3本出ていました。🌈
虹の根元にはいろんな色のキャンディーがある!とか子供の頃言いませんでしたか😋
2021/05/13 (Thu) 22:14:58 No.54 by しんじ
オトモ用は配分としてはやはりドレミが多め。コロロイシリーズはまだ出したことのないチューニングのものを作ります。
ドレミも別の調のものとかやってみたいけど、どうかな。
フライングも打てそうだったら打ちます。全部やったら100本超えるから無理のような気もするが😅
怪我なく仕事がはかどりますように✨
#オトモ #フライングカリンバ
2021/05/12 (Wed) 22:45:16 No.53 by しんじ
3月のジャズトゥナイトの特集を聞いてから、ピアソラを聴いています。だんだん好きな曲が出て来た。
天使のミロンガ、ブエノスアイレスの四季、Tangata、Onda Nueveなど。
#オトモ
バンド演奏と土砂降りの音で、かそけきカリンバの音色はなかなか前面に躍り出ることができない中でも、
これらの存在を拾い上げてくれる方々が多数おり、本当に嬉しいことでした。
中でも、とても印象に残ったエピソード。
1階入り口付近でカリンバを展示していたのですが、興味を持ってくれてずっと弾いたり眺めたりしていた少年が
「こっちのを弾くと、こっちのが勝手に鳴る!」って教えてくれたんです。
すると持ち寄ったフライングのうち2台それぞれに同じ音程のキー(たまたまかなりの精度でチューニングが一致してたんだと思います。)
同士が共鳴していて片方のを弾くと、もう片方が見てわかるくらい勝手に振動していました。
なんという観察力!君の様な人を待っていた!もう全部持って行ってよし!
と言いたい所をぐっとこらえなければならないくらい嬉しかったです。
思えば私自身が、カリンバに「共鳴」して20年も経ってしまった。
時間空間をはるかに超えてカリンバに触れて「共鳴」していく。姿カタチを変えながら誰かの手を通してこの世に現れる。
不思議ですね。。。楽器は生きている。音楽も生きている。
夕方からはピアニスト浅野託矢さんのライブ。その中でピアノ型カリンバ「ポロン」を演奏していただきました。
浅野さんのライブは、正しい弾き方も正しい聴き方も定義しない、とても自由な空間を提供してくれます。
雨音と子供らの声とピアノとカリンバが、梅雨明け前の湿った空気の中でゆっくりと溶け合っていくのを感じました。
二度と再現されない音楽。それはバンドだろうと、アコースティックな独奏だろうと同じ事なんだけど。
頭の中で始まりに戻り、それぞれに、これでよかったんだなぁとか思ってみたり。
お昼のパスタがうまかった。
#うらにわアトリエ